マイウェイ 12000キロの真実/戦争に翻弄された二人の男

マイウェイ 12000キロの真実/My Way/마이웨이

マイウェイ 12000キロの真実My Way/마이웨이/監督:カン・ジェギュ/2011年/韓国


話が進むにつれてどんどんおもしろくなっていきますよ!


映画好きになってしみじみ思うことには、学生の頃もっと歴史の勉強をしておけばなあと、地理もそうだが、とにかく苦手でさっぱりわからない。今から勉強すれば済むことではあるが…。「マイウェイ 12000キロの真実」は戦争映画ですけれども、いつのどの戦争のことなのかわたしぜんぜんわかっていなくって、見終わってから調べました。なさけなや…。それでも間違っているところはあるかも…。

マイウェイ 12000キロの真実/My Way/마이웨이

あらすじ:あちこちの国の捕虜になって大変な目に遭います。

いいとこのぼっちゃん、長谷川辰雄(オダギリジョー)と、使用人の子供、キム・ジュンシク(チャン・ドンゴン)は、ふたりとも足が速い子供でした。大人になってから、ある事件をきっかけに、二人の仲は決別します。さらに、キムは日本軍の外人部隊として戦争に駆り出されることになるのですが…。

※物語の大きな流れはざっくりネタバレしています。
オチのバレはありません。


おすすめ
ポイント
戦争シーンがスケール大きくて迫力あってよかった。まさかの実話。でもだいぶんいじってあるらしいので、カテゴリは戦争映画にしたよ。

哀しき獣/手を汚す者、汚さぬ者

哀しき獣/THE YELLOW SEA/黄海/황해

哀しき獣THE YELLOW SEA/黄海/황해/監督:ナ・ホンジン/2010年/韓国


走って、逃げて、殴って、刺して、ブッ殺しまくります。


チェイサー」のナ・ホンジン監督作品です。わたしはあまり韓国映画を見ないので、「チェイサー」も未見です。なんとなく韓国の暴力映画って暗くて重そうなので敬遠しがちなんですよね。で、「哀しき獣」、見てみたら、まあ暗いには暗いですけれどもおもしろかったです。

哀しき獣/THE YELLOW SEA/黄海/황해

あらすじ:借金を返すために、殺人を請け負いました。

タクシー運転手グナム(ハ・ジョンウ)は、借金取りに追われています。奥さんは韓国へ出稼ぎに行ったっきり連絡が取れません。そんな折、ミョン(キム・ユンソク)から「韓国である人を殺せば、借金を帳消しにしてやるよ」と持ちかけられたのでした。

主人公は朝鮮族自治州、北朝鮮と中国のさかいめのところに住んでいます。映画を見ている限り、中国人にとっても、韓国に住む韓国人にとっても、朝鮮族は「よそ者」で、差別されているんだなあ。

主人公が返せない6万元って日本円でいくら位なのかと思ったら、約85万円なのね…。たった85万円のために! って思っちゃうけれど、それだけ貧しいっていうことなんだよね。

ネタバレはありません。


おすすめ
ポイント
とにかく殺人シーンはあれもこれもでてんこもりです。カーチェイスもあるし爆発もするよ。

L.A.大捜査線 狼たちの街/この街で、生きて死ぬ。

To Live and Die in L.A./L.A.大捜査線 狼たちの街

L.A.大捜査線 狼たちの街To Live and Die in L.A./監督:ウィリアム・フリードキン/1985年/アメリカ


暴走刑事が暴走しまくります。


むちゃくちゃな刑事もの』『バディもの』ということで見てみました「L.A.大捜査線 狼たちの街」です。先日の「ブリッツ」がいまひとつで、そういえばむちゃくちゃ警官の映画って見ていないなーと思いまして、「ダーティーハリー」でもよかったのですがバディものが好きなので。

To Live and Die in L.A./L.A.大捜査線 狼たちの街To Live and Die in L.A./L.A.大捜査線 狼たちの街

あらすじ:相棒を殺されたので復讐します。

冒頭のさ、テロリストが爆死するシーンからして、なんか、えっ…って、えっ、ちょっとえげつなくないすか? 主人公チャンス(ウィリアム・ピーターセン)と相棒ジミー(マイクル・グリーン)の関係について説明するようなシーンのはずなのに、爆死したテロリストの肉片かぶって嫌な気持ち…みたいなかんじで、あれ、なんかこの映画ヘンだぞ、と思うわけです。

ネタばれしています。


おすすめ
ポイント
町山智浩さんがフリードキン監督作の中ではベストとおっしゃっています。
とんでもない人しか出てこなくて大変です。

ロード・オブ・ウォー/戦争だって、ビジネスなんです。

Lord of War/ロード・オブ・ウォー

ロード・オブ・ウォーLord of War/監督:アンドリュー・ニコル/2005年/アメリカ


ニコラス・ケイジが武器を売りまくります。


ニコラス・ケイジがね、すっごい好きなんです。ぜんぜん顔は好きじゃないんだが、でも好きなんだよねー。見ていておもしろい。かっこいいとは思わないけれど顔が好き、おもしろいから。

Lord of War/ロード・オブ・ウォー

ロード・オブ・ウォー」は、しょっぱなっからニコラス立ち(ニコラス・ケイジ特有の立ち方)をしているので、それでまず、いい映画だなーって思います。もちろん、しょんぼりニコラス(ニコラス・ケイジが困っている様子)もありますんで、悪い映画なわけがない。左の写真の顔とかもう最高だよね〜。

あらすじ:ニコラス・ケイジが戦地で武器を売ります。

ウクライナ移民のユーリ・オルロフ(ニコラス・ケイジ)は、両親と弟(ジャレッド・レト)と一緒にレストランをやっていたのだが、ある日を境に武器商人への道を歩むことにします。

ネタバレはありません。


おすすめ
ポイント
実話ベースということです。この話が実話というところがもっとも衝撃的です。武器が好きな人は、マニア目線で見られるのではないかしら、本物も使っているようですし。

スコーピオン/カジノを襲ったのは5人のプレスリーだった?!

スコーピオン(3000 MILES TO GRACELAND)

スコーピオン3000 MILES TO GRACELAND/監督:デミアン・リヒテンスタイン/2001年/アメリカ


カジノを襲ったのは5人のプレスリーだった?!


今年の3月に見て、感想もそのとき書いたのですが、新作映画の感想を先にアップしようとかいろいろいじっていたら結局8月まで放置してしまいました。6月から平日毎日の更新に変えたのは、今年のはじめにためまくった旧作の感想をさっさとアップするためなんですよねー。今月中にはたぶんぜんぶ上げられます、ためすぎた。

あらすじ:インターナショナル・エルヴィス・ウイークが開催されているラスベガス。出所したばかりのマイケルと、自分をエルヴィスの息子と信じているマーフィーは、仲間たちとともにエルヴィスのコスプレをし、カジノの売上を強奪するのだが…。

スコーピオン(3000 MILES TO GRACELAND)映像の派手さで最も盛り上がるのはプレスリーの格好でカジノを襲うところで、それが終わると奪った金をめぐってのあれやこれやがメインになるんです。プレスリーのコスプレも、もうしないんですね。

マイケル(カート・ラッセル)とマーフィー(ケヴィン・コスナー)の仲間も早々にクリスチャン・スレイターデヴィッド・アークエットボキーム・ウッドバインの3人が死に、カート・ラッセルとケヴィン・コスナーの2人になってしまいます。
おすすめ
ポイント
わたしやっぱりカート・ラッセルとケヴィン・コスナーはやる役が逆だと思うよ。
クライムアクション映画が好きな人にはオススメ。評判悪いけどね。
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映画と球体関節人形が好き。SF映画とコメディ映画、アクション映画、おじいちゃん俳優好き。

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