「シンドラーのリスト」「プライベート・ライアン」/いのちの重さ

「シンドラーのリスト」「プライベート・ライアン」Schindlers List/Saving Private Ryan

シンドラーのリストSchindler's List/監督:スティーヴン・スピルバーグ/1993年/アメリカ

プライベート・ライアンSaving Private Ryan/監督:スティーブン・スピルバーグ/1998年/アメリカ


史実であれば、どれだけ凄惨な人体破壊描写をぶちこんでも良いとする。


戦火の馬」楽しみだな〜、楽しみですね〜、ということで、スティーブン・スピルバーグ監督作品鑑賞週間でございました。未見のものを中心に。

わたし、「シンドラーのリスト」と「プライベート・ライアン」は、同じフォルダに入れることにしました。『評価は高いらしいがいまいちぴんとこない、でもおもしろい』というね…。もうちょっと簡単にいえば『それほど熱狂的になれない』ってかんじかも。でもおもしろいんだよね〜。ということで今回は、2本いっぺんにさらっと書きます。ちなみに、「アミスタッド」と「カラーパープル」を黒人映画くくりで書こうかとも思っていたのですが、「アミスタッド」開始30分で寝てしまい挫折しました。

アニマル・キングダム/王の名を言ってみろ

Animal Kingdom/アニマル・キングダム

アニマルキングダムAnimal Kingdom/監督:デイヴィッド・ミショッド/2010年/オーストラリア


おばあちゃんちは、犯罪一家でした。


オーストラリア映画ですね、ガイ・ピアースが出ています。脱いでいない。きのうの「ダーク・フェアリー」もガイ・ピアースだけど脱いでいなかった。監督はデイヴィッド・ミショッド、今作が初監督です。賞をとりまくりましたが、初めて撮ってこのクオリティなら、そりゃ賞もとりますよ、よくできていたなあ。1988年に実際に起った事件を元にしていますが、いろいろいじくってあるようですので、カテゴリは犯罪映画にしました。

Animal Kingdom/アニマル・キングダム

あらすじ:母をなくしておばあちゃんちに引き取られたら、そこは犯罪一家でした。

主人公ジョシュア(ジェームズ・フレッシュヴィル)は、母親が死んでしまったので、おばあちゃん(ジャッキー・ウィーヴァー)の家に引き取られます。

ここは犯罪一家ですけれど、大暴れギャング一家ではないのね。ふだんのようすはとても普通の家族っぽく見える。今まで犯した犯罪のせいで警察に追われているから、おとなしくしておきましょうという時期らしい。

ネタバレはありません。


おすすめ
ポイント
かなりシリアスです。淡々と進むよ。無駄な説明もないしすごく抑えてある。

マイウェイ 12000キロの真実/戦争に翻弄された二人の男

マイウェイ 12000キロの真実/My Way/마이웨이

マイウェイ 12000キロの真実My Way/마이웨이/監督:カン・ジェギュ/2011年/韓国


話が進むにつれてどんどんおもしろくなっていきますよ!


映画好きになってしみじみ思うことには、学生の頃もっと歴史の勉強をしておけばなあと、地理もそうだが、とにかく苦手でさっぱりわからない。今から勉強すれば済むことではあるが…。「マイウェイ 12000キロの真実」は戦争映画ですけれども、いつのどの戦争のことなのかわたしぜんぜんわかっていなくって、見終わってから調べました。なさけなや…。それでも間違っているところはあるかも…。

マイウェイ 12000キロの真実/My Way/마이웨이

あらすじ:あちこちの国の捕虜になって大変な目に遭います。

いいとこのぼっちゃん、長谷川辰雄(オダギリジョー)と、使用人の子供、キム・ジュンシク(チャン・ドンゴン)は、ふたりとも足が速い子供でした。大人になってから、ある事件をきっかけに、二人の仲は決別します。さらに、キムは日本軍の外人部隊として戦争に駆り出されることになるのですが…。

※物語の大きな流れはざっくりネタバレしています。
オチのバレはありません。


おすすめ
ポイント
戦争シーンがスケール大きくて迫力あってよかった。まさかの実話。でもだいぶんいじってあるらしいので、カテゴリは戦争映画にしたよ。

哀しき獣/手を汚す者、汚さぬ者

哀しき獣/THE YELLOW SEA/黄海/황해

哀しき獣THE YELLOW SEA/黄海/황해/監督:ナ・ホンジン/2010年/韓国


走って、逃げて、殴って、刺して、ブッ殺しまくります。


チェイサー」のナ・ホンジン監督作品です。わたしはあまり韓国映画を見ないので、「チェイサー」も未見です。なんとなく韓国の暴力映画って暗くて重そうなので敬遠しがちなんですよね。で、「哀しき獣」、見てみたら、まあ暗いには暗いですけれどもおもしろかったです。

哀しき獣/THE YELLOW SEA/黄海/황해

あらすじ:借金を返すために、殺人を請け負いました。

タクシー運転手グナム(ハ・ジョンウ)は、借金取りに追われています。奥さんは韓国へ出稼ぎに行ったっきり連絡が取れません。そんな折、ミョン(キム・ユンソク)から「韓国である人を殺せば、借金を帳消しにしてやるよ」と持ちかけられたのでした。

主人公は朝鮮族自治州、北朝鮮と中国のさかいめのところに住んでいます。映画を見ている限り、中国人にとっても、韓国に住む韓国人にとっても、朝鮮族は「よそ者」で、差別されているんだなあ。

主人公が返せない6万元って日本円でいくら位なのかと思ったら、約85万円なのね…。たった85万円のために! って思っちゃうけれど、それだけ貧しいっていうことなんだよね。

ネタバレはありません。


おすすめ
ポイント
とにかく殺人シーンはあれもこれもでてんこもりです。カーチェイスもあるし爆発もするよ。

L.A.大捜査線 狼たちの街/この街で、生きて死ぬ。

To Live and Die in L.A./L.A.大捜査線 狼たちの街

L.A.大捜査線 狼たちの街To Live and Die in L.A./監督:ウィリアム・フリードキン/1985年/アメリカ


暴走刑事が暴走しまくります。


むちゃくちゃな刑事もの』『バディもの』ということで見てみました「L.A.大捜査線 狼たちの街」です。先日の「ブリッツ」がいまひとつで、そういえばむちゃくちゃ警官の映画って見ていないなーと思いまして、「ダーティーハリー」でもよかったのですがバディものが好きなので。

To Live and Die in L.A./L.A.大捜査線 狼たちの街To Live and Die in L.A./L.A.大捜査線 狼たちの街

あらすじ:相棒を殺されたので復讐します。

冒頭のさ、テロリストが爆死するシーンからして、なんか、えっ…って、えっ、ちょっとえげつなくないすか? 主人公チャンス(ウィリアム・ピーターセン)と相棒ジミー(マイクル・グリーン)の関係について説明するようなシーンのはずなのに、爆死したテロリストの肉片かぶって嫌な気持ち…みたいなかんじで、あれ、なんかこの映画ヘンだぞ、と思うわけです。

ネタばれしています。


おすすめ
ポイント
町山智浩さんがフリードキン監督作の中ではベストとおっしゃっています。
とんでもない人しか出てこなくて大変です。
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