300<スリーハンドレッド>

300(スリーハンドレッド)

300 <スリーハンドレッド>300/ザック・スナイダー/2007年/アメリカ


6/2、先行上映で鑑賞。

血! 湧き! 肉! 躍る! とは! まさに! このこと! か!
バカとキチガイと不具者と変態とモンスターとおっぱいと切株と死体の映画です。
ストーリーはどうでもいい。戦闘シーンもっと見たかったです。少ないわけではないけれど、もっと見たかった!もっと長くても良かった。わくわくしました。

不死の軍団に荒らされた村での死体ツリーを見て呆然としていたようなスパルタのみなさんが、得意気に敵の死体で壁を作っていて吹き出しました。やってること自体は大して変わらないよ?むしろ、スパルタの方が残虐だよ?
荒れ狂う海で転覆しまくる敵の船を崖の上から見ながら、サルみたいにキャッホイキャッホイと喜ぶ様子も、ほんっとうにバカとしか言いようがなくて、かわいくてたまらないです。

300(スリーハンドレッド)
なによりもクセルクセスの変態っぷりが最高。なんかデカいし、黒目おっきいし、裸なのにアクセサリーまみれだし、やたらでっかい台座に座って登場するし、そこから降りてくるときは人間階段だし、二言目には跪けって言うし、成金で悪趣味がたまりません。
乱交してた女たちの中に達磨女がいたり、頭が山羊のひとがいたり、処刑人は両腕が刃物だし、不死の軍団は人間じゃないし、あんなのばっかり雇ってるクセルクセスってほんとおかしいなー。

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300 〈スリーハンドレッド〉 [Blu-ray]
ワーナー・ホーム・ビデオ 2008-06-11
評価

by G-Tools , 2014/06/20

パプリカ

パプリカ

パプリカ2006年/日本/今敏


非常に解りやすく、テンポ良く話が進む。さらっと見られる作品だったと思う。

スクリーンと客席との間に、観客側がどうにかして踏み込もうとしても踏み込めない距離感を感じた。こちらの干渉を許さないし、干渉してくる部分もない。
見終わったときに「映画を見たなあ」と思った。

扱うテーマが内面的なものであるのに、キャラクターの内面があまり描かれておらず、せりふが状況説明に終始しているように思えた。それゆえの解りやすさなのだが、同時に一切の感情移入を許さない頑なさを感じる。
キャラクターが自分の感情を吐露する場面であっても、どこか他人事のように「せりふを喋る」。
抱えたトラウマを克服する者、愛に気付く者、自らの欲望に飲み込まれていく者、自分自身と向き合い、人生を変えていく物語であるにも関わらず、キャラクターに中身がない。
彼らは、演じる役を与えられ、それをそつなくこなす「役者」だった。感情面でのリアリティに欠けるため、「役者がセットの中で物語を演じていた」ように思えたのだ。

「他人の夢がスクリーンに映し出される」何度か出てきたシーンをそのまま映画館で見せられている感じ。
だから、映画の内容としてはまったく間違っていないのだろうし、作品として成功しているのだろう。

「久しぶりにすげえ夢を見たよ」でも、現実じゃない。あの世界に自分が身を置いたらどうなるだろう?という想像をも拒否する非現実感。その非現実感も、誰もが感じることができる現実の世界を分解して再構成した程度のもので、想像の範囲内で納まってしまっているように思う。
最大公約数的な非現実感、という感じ。ピンクの象が出てきたとき、それを最も強く感じた。

どこか釈然としない思いがあるのは、あまりにも綺麗にまとまりすぎていて、驚きや感動が薄まってしまっている点にあると思う。内容が内容なのだから、もうちょっと無茶な部分があっても良いのではないか。見る者の感情を、もっと手酷く揺さぶっても良い、揺さぶって欲しかったと思う。
ここまで完成度が高いのに、あと一歩が踏み出せないのはもったいない。

今敏監督の作品を見たのは今回が初めてなのだが、随分生真面目なひとなのだなと思った。丁寧で、几帳面で、善意に溢れている、控えめで臆病で、生真面目なひと。

自分の夢を見ることが必要なのは、監督自身なのかも知れないと思う。

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パプリカ [Blu-ray]
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2007-05-23
評価

by G-Tools , 2014/07/16

スキャナー・ダークリー(A Scanner Darkly)

スキャナー・ダークリー

スキャナー・ダークリーA Scanner Darkly/リチャード・リンクレイター/アメリカ/2006年


原作があまりにも好きすぎるので、過剰な期待を抱きつつ鑑賞。ストーリーは原作に忠実で、余計な付け足しがなくてほっとした。
幻覚表現やスクランブルスーツの表現が秀逸で、ほんとうに、実写じゃなくてよかったと思う。もし実写だったとしたら、どうしても「実写部分」と「CG部分」との違和感をぬぐえなかっただろう。その違和感が感情移入の邪魔をするだろうなというのは容易に想像できる。

しらふのときには絵柄がはっきりしていて、そうではないときには線もぐんにゃりするし色も変わる、「ウェイキングライフ」のときと比べると画面のゆらぎがかなり少ないぶん、メリハリがついていて非常によかった。とにかくよかった、としか言えない。

スキャナー・ダークリー
バリスは本当にいやな奴だし、フレックの挙動不審っぷりも、ラックマンのはっちゃけっぷりもよい。キアヌはぼーっとしてるから、アークターが「だんだんわかんなくなっちゃっていく」かんじにはまってると思う。

アークターが、真実を知って完全にわからなくなっちゃっていくところから、ラストにかけてはもう、泣けて泣けて仕方ありませんでした。絶対泣いてしまうのは解っていたけど、それにしても酷く泣いた。
ストーリーが完全に原作どおりだったとしても、映像のせいで感情移入が出来ないかもしれないと思っていたが、全くの杞憂に終わった。今年最高の映画。


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スキャナー・ダークリー [Blu-ray]
ワーナー・ホーム・ビデオ 2008-06-11
評価

by G-Tools , 2012/08/21

モルタデロとフィレモン

モルタデロとフィレモン

モルタデロとフィレモン


漫画のキャラだから変な顔、漫画のキャラだからぺしゃんこになっても平気! 漫画のキャラだから横断歩道で車に撥ねられるよ! 老人だってぺっしゃんこ!

明るくて鮮やかな色味はミニチュアっぽく見えて、なんとなくクレイアニメっぽく見えてきます。車や建物もかわいいしね。
登場人物が、いい年したおっさんとデブのおばちゃんと老人だけという点もよかった。

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モルタデロとフィレモン [DVD] APS-132
ラーメンズ
アートポート 2006-09-29
評価

by G-Tools , 2014/07/16

デビルズ・リジェクト〜マーダー・ライド・ショー2〜

マーダーライドショー2 デビルズ・リジェクト

デビルズ・リジェクト〜マーダー・ライド・ショー2〜THE DEVIL'S REJECTS/ロブ・ゾンビ/2005年/アメリカ


「マーダー・ライド・ショー」を見ていないのでちゃんと見ます。

悪魔の殺人一家! ってこのひとたちは何の為にひとを殺しまくっているのかとか、わたしはさっぱりわからないんですが、そこに理由があろうとなかろうと全然構わない!というのがこういう映画のよいところで…。

40トントラックにオネエちゃんが轢かれるシーンは思わず吹き出しました。ぺっしゃんこ。

それにしても、他人をいびり倒したりあっさり殺したりするわりに、家族同士の仲が非常によくて(憎まれ口を叩きつつも)こういう家族はよいなあと…なんだろ、この映画見て人殺そう! とは思わないんじゃない?家族と仲良くしたいなあとは思うけど、どうだろう?

最後はきれいに「いい話」にまとめられてます。2作で打ち止めっぽいところもいいですね。

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マーダー・ライド・ショー2 デビルズ・リジェクト [DVD]
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2009-10-07
評価

by G-Tools , 2014/07/16

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