コララインとボタンの魔女(CORALINE)

coraline

コララインとボタンの魔女CORALINE/ヘンリー・セリック/2009年/アメリカ


海外版ブルーレイで鑑賞。究極の手間暇映画でした。

1回目は3Dで見たのですが、偏光メガネではなく赤青メガネだったため、3Dすごーい! という感動はあったものの、色がわかりづらくて大変もったいない気持ちになりました。
針が手前に来るところとか、Other Fatherの手が手前にびょーんて来るところとか、ねずみちゃんのサーカスとか、3D映画ならでは! というシーンもたくさんあるのですが、見ているうちに忘れてしまうというか…「すごい3D映画」っていうことを忘れて「こういうものが、実際に自分の目の前にあるんだ」という気持ちになります。ほんとうに細かいところまでリアルに丁寧にできていて、空恐ろしくなります。

2回目は2D英語字幕つきで見ました。原作は読んでいたものの、原作に登場しないキャラクターもいるため1回ではわからないところがあったのと、やっぱり、色がちゃんと見たいので。
これねほんと、、、ほんと偏光メガネだったら、、、よかったのに! 色、すてきだった! 

Other Mother怖かった、どんどん怖くなる。Other Wybieをしゃべれないように作っておいたり、笑顔にするため無理やり口の端を縫っちゃったりが特に怖かったなあ。もちろん、襲ってくるところは「ギャアアー!」です。Other Motherが作らなかった世界の描写とかもね、すごい怖い。さっきまで細かく作りこんであった世界が、だんだんてきとーになっていって、最後にまっしろになる。ぞっとします。いやもうほんとこの人はどこをとっても怖いので、書き出していたらきりがないです。

そして最後のWybieの格好よさったらなかったわ。素敵! 

coraline
ここで引き合いに出すのもどうかとは思いますが、ティム・バートンのコープスブライドって、わたし、失敗だと思うんです。ストップモーションアニメなのに、フルCGに見えてしまうから。どれくらいCGで手を入れているのか、知らないのですが、でもキャラクターはさ、1コマずつ動かしているんですよ。それなのにフルCGに見えちゃう。それっていいことなの? 悪いことなの? こないだもネットで「ティム・バートンのフルCGアニメ」とか言われちゃってるのを見かけて、実に不幸だなあと思いました。よくできているがゆえの不幸というか。「どーせ、CGデショ」なんて言われちゃってんのかもしんないと思うと、かわいそう・・・。

コララインはさ、それがないんだよね。超よくできていて超動くけれど、フルCGアニメと間違えるっていうのは、ないと思う。
霧とか火とかはCGかと思われるかもしれない、でも、CGじゃないんだよね…。階段をね、霧がふわあと降りてくるシーンがあるのね。それは、真っ黒な階段のセットを作って、上から霧を実際に流して(ドライアイスとか?)合成してるんだよね。あと、火は、セル画なんだよね。手で描いているの。もうさ、なにそれ?! って思うよね。なによその手間暇! いいじゃんもう、いっそCGでもいいじゃん火くらい! って思っちゃうんだけど、ヘンリー・セリックは、それはやんないんだなあ。

わたしたちが画面を通して見ているものは、ぜんぶがほんもののつくりもので、それが飛んだり跳ねたり驚いたり悲しんだりしている。それってものすごく感動的だと思う。手間暇映画ばんざーい! だよ!


そうそう、最近、一般的ではない名前の子供が増えていますけれども、コララインもご近所さんにずーっとキャロラインと間違われ続けてウンザリしててさ、ね、子供には変わった名前、つけないほうがいいんだよ!w

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評価

by G-Tools , 2011/09/21

モンスターVSエイリアン

モンスターVSエイリアン

モンスターvsエイリアン


髪の毛や肌の質感すごすぎる! スーザンの肩や頬あたりにある、シミほど濃くはないうっすらとした色とかすごい。ほら、白人の女の人って微妙に色の違うところがあったりするじゃない、あれがね、見事なの。

モンスターVSエイリアンボブは完全に統合失調症で(だって、他人と自分の区別がついていないんだもの!)たまにまともかと思えばぜんぜん空気の読めないことを言ったりして、ウザいけどかわいい。ウザかわいい。

字幕で3Dを見ると疲れてしまうのと、バルト9では3Dの字幕版を上映していなかったので吹き替えで見たのですが、日村の声もボブにあっていたし演技もうまかったです。

ムシザウルスは白痴の子。かわいい。おおおーとか言ってかわいい。強い光が差す方向を自動的に見ちゃうのね。そのとき、瞳孔がどっぴらきになるのが、また超かわいい。そんな子だから、まったく他のキャラクターとコミュニケーションのとれないのかと思っていたら、ミッシングリンクとだけは話が通じ合っていて、それもほのぼのとしてよかった。
あと、メスなんだ…って最後びっくりした。出っ歯を気にして(?)上唇で隠してるの、かわいかった。

デレク(スーザンの婚約者)は嫌なヤツすぎ。登場からいけすかないなあと思っていたら、中盤でのスーザンに対する仕打ちがひどすぎて、あんまりだ。

そして、スーザンの最後の決断はびっくりする。一度は人間サイズに戻れたのに、仲間のために「普通の幸せ」を捨てて、モンスターとして生きることを選ぶ。人間に戻れば、また新しく恋をしたり家族と暮らしたりできるはずなのに、それをわかっているのに、普通の人生には戻らない。「戻れない」のと「戻らない」のとでは大きな差があって、それを思うと、ぐっとくる。

例えばピクサー映画だったらそれはやんないよねっていうギリギリな下品さとかが、不快ではないバランスで織り込まれていて、とても良かったです。

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評価

by G-Tools , 2014/07/16

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序&破

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 (EVANGELION:1.11)

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序安野モヨコが庵野秀明に「わたしはあんたがエヴァンゲリオンの監督だから結婚したのに、なんなの今の有様は!」とキレられたために泡食ってスタジオカラーを設立しこの映画を作ったという噂を信じそうになります。

同じ料理を盛り付け変えただけで出されてもなあ…。


ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE.

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破なんで最初からこれをやらない? のひどさとは比べモノにならんよ!
しかしなぜ建物とかメカとかに比べて、人物の作画が崩れがちなんでしょうか。せっかく映画なのになあ。

初号機が地団駄踏むところよかった。滅多に見られるものじゃないからな。戦闘シーンで流れる「今日の日はさようなら」「翼をください」は、冗談かと思いました。意図はわかるけれど、歌がへたすぎて。

そういえばエヴァ、腹周りがボテっとしてたねえ。

うん、でも、使徒もいっぱい出てきたし、大人たちがモゾモゾ話し合うシーン少なくてよかった。戦いいっぱい見られてよかった。もっと闘って!

マリが初登場シーンで来ていたスーツ(画像のやつ)はいただけない。トップ2+仮面ライダーみたい。トップ2と仮面ライダーが悪いっていうんじゃなくて、これエヴァのデザインじゃない。

あ、そうそう。アスカが持っていた人形かわいかった、あれ商品化しないかな・・・。

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評価

by G-Tools , 2012/01/26


ハンコック

ハンコック

ハンコックHancock/ピーター・バーグ/2008年/アメリカ


まったく期待していなかったらとっても面白かったです。

前半は、いま流行りの不良更生物語ですね。ROOKIESですね。俺の俺による俺のための俺映画! この調子で全編進むとしたらきっついなーと思いました。嫌われ者のヒーローが、人の好い男レイとの交流によってみんなに好かれるヒーローになるんだねー、よかったねー(棒読み)。

しかし、レイの考えたイメージアップ作戦(ハンコックがわざと刑務所に入れば街には犯罪があふれて、みんながハンコックの大切さに気づくはず、ハンコックも言葉づかいとか気をつけて好かれるように努力すべし)により刑務所入ったあたりから徐々に面白くなり(極悪人のグループセラピーとか。刑務所でハンコックに喧嘩売るやつはほんと命知らずだよなー。あんたたち1回こてんぱんにやられてんでしょ? 懲りなさいよ! 勝てないってばよ!)、警察署長に依頼されて銀行強盗をやっつけに行くところでは爆笑でした。

hancock
レイから「警官にはグッジョブって言え、あいつらもがんばってんだよ」って言われたことをそのまんままともに受け取り、まだ事件がまったく解決していないにも関わらず会う警官会う警官すべてに「グッジョブ」と言って回るのがね、狂犬をよく躾けましたって感じでね、超ほほえましい。もうね、超バカ。かわいい。

そしてその後の展開がものすごすぎて…。
レイの言うとおりにしたらみんなから誉められて嬉しいハンコック、レイとメアリー(レイの嫁)に自分が不死身になったのは80年前に頭を打ってからであり、過去のことをなんにも覚えていないと告白。そのまま勢いづいたのかメアリーに横恋慕。レイの家でメアリーにキスをしたところ突然メアリーにぶん投げられ壁を破って飛んで行ってしまい、さらに「てめーこのことレイにバラしたらぶっ殺すぞコラ! あたしはあんたより強いんだよ!」と脅され、なにがなんだかわからないのでとりあえずメアリーをフォークでぶっ刺したり麺棒でぶん殴ったりしてみるがメアリーはびくともしない。

ハンコック

とにかく説明しろと迫ったところ、メアリーが「もう3000年もこんなことばっかりやっててウンザリなの! いい加減にして!」とぶちぎれて大暴れしたため街が壊滅状態に。

次の日、ハンコックは酒屋で強盗とやりあって腹を撃たれてしまう。今までは傷もすぐ治ったのに、今度はなぜか治らない。病院に搬送されるハンコック。そこへやってくるメアリー。ハンコックとメアリーは神様で、かつては仲間もいたが今ではふたりきり。ふたりは、お互いが離れているときには強大な力を持っているし不死身だが、近づいてしまうと普通の人になってしまう。そして今まで3000年の間、結ばれそうになるたびに何かが起こってどっちかが死にかけているのである。と明かされる。

ところでハンコックのせいで刑務所にぶちこまれてしまった凶悪犯は、ハンコックに仕返しをしようとたくらんでいた。凶悪犯が病院を襲い、メアリーも撃たれて死にかける。ハンコックは満身創痍になりながら、病院から離れる。離れれば離れるほど傷が治っていく。

ハンコックは引っ越してメアリーと離れることで、お互い不死身を保つことにするのであった。
まさかの展開にびっくりだよ! メアリーを殴ってみたりするところとか、メアリーがガン切れたせいで街が壊滅するところとか、超笑った。なんという派手な痴話喧嘩…。気候まで操ってしまうメアリーはそりゃ強いよなー。女を怒らせると怖いんですね! そして街が壊滅状態になったにも関わらず、まったくおとがめなしであるどころか、その日の夜のニュースではそれについて一切触れず強盗について報道していたりと奇妙な点もあります。超ややこしい三角関係もばっちり解決! あ、思いがけず切り株シーンがあってよかったです。

なぜか今回、イラッとしたり怒ったりしているシーンではウィル・スミスが涙目になっていました。全体的に子犬ちゃんみたいな表情が多かったね。クゥ〜ン! それにしても、人を殺すことに何のためらいもないヒーローでねえ、まあ神様だから、いいんだよね、きっと!

昨日のインクレディブル・ハルクに引き続き「己のスーパーパワーのせいでセックスができない男」が主人公の映画ですね。(ハルクは心拍数が上がると変身してしまうのでセックスできない。ハンコックは射精の勢いがものすごすぎて女が粉々になりかねないため危なくてセックスできない。できるけどできない。ってか今まで何人か殺してるんじゃなかろうか。

そうそう、レイの息子をいじめているミッシェル役の男の子が、「ハロウィン」の子役マイケルでしたよ。

以前「アイ・アム・レジェンド」も見たのですが、感想かきそびれていました。こっちは、まあ、いつもどおりの、俺の俺による俺のための俺映画ですね。

なんだかだんだんウィル・スミスに対する感情が、トム・クルーズに対するそれと似た感じになってきました。過剰な「俺を見て!」っぷりもだんだんかわいく見えてくるというか…。でもウィル・スミスにはまだ一味足りないとも思います。がんばれ!

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ハンコック スペシャル・エディション [Blu-ray]
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2010-04-16
評価

by G-Tools , 2014/07/16

インクレディブル・ハルク

インクレディブル・ハルク

インクレディブル・ハルク


まったく期待していなかったら面白かったです。

ブルースは心拍数が上がり過ぎると発作が起こってしまう難病のうえにPTSDを患っていてなんとも不幸ですね。物語を通してブルースの境遇になんの変化もないってところもかわいそう。

ブロンスキーはただでさえおきちがいさまの上に手当たりしだい薬を打ちまくり、結局自分が何をやりたかったのかわかんなくなってジタバタしちゃって、そりゃハルクも「あーあウンザリ」ってなりますよね。なんつうかこのひとたちはPTSD VS ADHDってかんじですね。怒られますか、そうですか。でもブルースがPTSDなのは本当だし、ブロンスキーの行動は(特に怪物になったあと)もろADHDですからね。

ラストでトニー・スターク(アイアンマン)が出てきてうはうはです。社長カッコイー!!

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インクレディブル・ハルク [Blu-ray]
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評価

by G-Tools , 2011/10/27

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