ワイルド・パーティー/セックス・ドラッグ・ロックンロール!

ワイルド・パーティーBEYOND THE VALLEY OF THE DOLLS/1970年/アメリカ/ラス・メイヤー


 ワイルド・パーティー(BEYOND THE VALLEY OF THE DOLLS)セックス・ドラッグ・ロックンロール!

あらすじ:ケリー・マクナマラ(写真中央・主人公・勝気・やりまん子/ドリー・リード)、ケイシー・アンダーソン(写真右・男嫌い・親が金持ち/シンシア・マイヤーズ)、ペトロネラ "ペット" ダンフォース(シスター・聡明/マーシア・マクブルーム)は、ガールズロックバンド「ケリー・アフェアー」のメンバー。

マネージャーでケリーのボーイフレンドであるハリス・オールスワース(デビッド・ガリアン)とともに行動している。
 ワイルド・パーティー(BEYOND THE VALLEY OF THE DOLLS)財産相続とデビュー

ケリーは、ハリウッドに住み巨額の財産を持つ、叔母スーザン・レイク(フィリス・デイビス)を訪ねる。財産の3分の1を相続することになったのだ。

音楽プロデューサーのロニー "Zマン" バーゼル(ジョン・ラザー)に気に入られたケリー・アフェアーは、バンド名を「キャリー・ネイションズ」に変え、デビューする。
 ワイルド・パーティー(BEYOND THE VALLEY OF THE DOLLS)ははあ、これは、バンドのサクセスストーリーですなと思って見ておりますと、どっこいそういうわけではありません。

Zマンさん。イケメン。もみあげがすごい。なんだか詩的なセリフが多い。パーティーばっかりやっているようです。ケリーをくどいたりします。
 ワイルド・パーティー(BEYOND THE VALLEY OF THE DOLLS)三角関係?

ケリーは歌いながらZマンとハリスのことを想い、頭の中がぐるぐるしているようです。ははあ、これはケリーとZマンとハリスの三角関係に展開するんですなとおもいきや、どっこいそういうわけではありません。
 ワイルド・パーティー(BEYOND THE VALLEY OF THE DOLLS)ケリーが財産を相続するということを聞きつけ、金目当てで近寄ってきたランス・ロック(マイケル・ブロジェット)とケリーはいい仲になります。そしてランスは、ケリーのもとのボーイフレンドであるハリスと対立します。ちなみにランスはZマンさんの知り合いです(恋人って書いてあるあらすじもあったんだけど、恋人ではないと思うんだが…)。
 ワイルド・パーティー(BEYOND THE VALLEY OF THE DOLLS)財産相続問題

叔母のスーザンが雇っている弁護士ポーター・ホール(ダンカン・マクラウド)が「どこの馬の骨ともしれないヒッピーの小娘に大金をやるなんてもってのほか」と反対し、ケリーとひともんちゃくあります。この財産問題、弁護士ポーターをとっちめたあと、いっさい言及されないのでした。なんだったんだ!
 ワイルド・パーティー(BEYOND THE VALLEY OF THE DOLLS)それぞれの恋愛

ペットは法学部の学生エマーソン・ソーン(ハリソン・ペイジ)と、ケイシーはレズビアンのファッションデザイナー、ロクサーヌ(エリカ・ギャビン)とくっつきます。
ハリスはケリーにふられてやけくそになり、ポルノ女優のアシュレー・セント・アイヴス(エディ・ウィリアムズ)とだらだらしたセックスをしたりなじられたりします。
 ワイルド・パーティー(BEYOND THE VALLEY OF THE DOLLS)みんな恋愛についてぐだぐだあれこれするわけです。
そうか、若者たちがぐだぐだあれこれしながらも、それぞれが「本物の愛」を見つける話なのだな、とおもいきや、どっこいそういうわけではありません。

みんなカップルになってベタベタしているのに、Zマンさんだけは誰ともくっつく気配がありません。
 ワイルド・パーティー(BEYOND THE VALLEY OF THE DOLLS)Zマンさん大暴れ

ある夜、Zマンさんは自宅での仮装パーティーにランスとケイシー、ロクサーヌを招きます。彼らにたっぷり薬を盛ったZマンさん。イケメンかと思ってたら、この人は魔女でした。
 ワイルド・パーティー(BEYOND THE VALLEY OF THE DOLLS)アタシはスーパーウーマンよ!

ちょっと何言ってるのかわかんないと思うんですけど、Zマンさんが発狂するんです。あまりの展開にびっくりです。Zマンさんね、パーティーのシーンとバンドがテレビに出るシーンくらいしか出てこないんですよ。そんな人がここへきてまさかの行動に出ます。
そのまさかの行動は、マンソンファミリーのシャロン・テート殺害事件に影響を受けているとのことです。シャロン・テートが出演した映画「哀愁の花びら(Valley of the Dolls)」との関係はないですよ、というテロップが映画の冒頭に出ます。

それでねえ、ある人の頭がぶった切られるんですけれど、そのシーンの音楽が20世紀FOXのあのおなじみの音楽なんですよ。よく許可したなあって思いますよね。すごい懐深い。おかあさんなの?

 ワイルド・パーティー(BEYOND THE VALLEY OF THE DOLLS)そしてラストは説教です、とつぜん説教されてびっくりです。奔放な若者たちが最終的には結婚してメデタシというのは、意外に保守的だなあと思います。

(起)田舎の若者が→(承)都会ではっちゃけて→(転)殺人が起こり→(結)メデタシ
なので、もう、「転」のところがあまりにも急な「転」すぎてアワワーとなりますね。
しかし人生ってこう、アワワーの連続なんじゃないかっとも思います、いろいろあるけど最後は幸せだよ、だといいね、という話なのかなっとも思います。青春と、その終わりについての話なのかなとも思います。なんだかわたしの感想まで最後は説教くさくなってしまってすいません、そういう映画じゃないのかもしれないです。はちゃめちゃなところが面白いです。

そうそう、カット割りがやたら細かいんです。つい「撮影に時間がかかっただろうな…」と思ってしまいます。ふだんそういうことあんまり考えないんですが、そんなわたしがそれでも考えてしまうほどです。

 ワイルド・パーティー(BEYOND THE VALLEY OF THE DOLLS)全体的に、なにかとぺろぺろ脱いだり、おセックスしたり、薬をやったり、パーティーしたり。揺れる乳、濃い化粧、派手なファッション。トップがもこっと盛ってあるヘアスタイルかわいいですよね。つけまつげもびしびしでさ。セックスのシーンが多い映画苦手なんですが、こういうのは好きですね。おすすめです。
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評価

by G-Tools , 2011/09/06

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  • 2007/04/10 8:01 AM
月刊カルチャー誌「東京グラフィティ(Tokyo graffiti)」#096の特集「エロスを感じる名作シネマ&ブック」からの依頼によりに寄稿させていただきましたので宣伝です。コンビニ売りもされているようですが、実はわたしはどのような雑誌なのかよく知りません(;´∀`) 
  • 映画感想 * FRAGILE
  • 2012/08/22 3:24 PM
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