チャーリーとチョコレート工場

チャーリーとチョコレート工場

チャーリーとチョコレート工場


主役以外の子役が可愛い。このテーマだと主役は没個性的にならざるを得ないのだろうと思う。結局絵本なので、ストーリーやテーマについては深く語ることは出来ない。あえて言えばラストがいまいち納得いかなかったが、ティム・バートンの家庭や父親に対するコンプレックスが出てしまったんだろうなと。

映像美や細かい演出が楽しい映画、と、ティム作品にはこのコメントはつきものになっている。どこがどうおもしろかったのか、なんてことは、見れば解ることなので敢えて書く必要もないだろう。娯楽であることに変わりはないし、深みがあるかといえばそうでもない。ティム・バートンがそういう人ではないということを知ってはいるが、やや商業的になりすぎている感は否めないと思う。デップの演技は「ラスベガスをやっつけろ」を思い出した。チョコレートジャンキー。

ティム・バートンはわたしが一番好きな監督で、ほぼすべての作品を見ている。(唯一、「ピーウィーの大冒険」のみ見逃したまま)だから、基本的にティム作品ならばそれでいいんだ。彼が撮った、それだけで充分だし、彼の次回作を楽しみに日々生きている様なものだ。

チャーリーとチョコレート工場

追記:
DVDを購入したので見直してみた。感想としては上記と変わらないが、トラウマ映画であることを再認識した。子供が見たら泣き出しそうな描写、カラフルでありえげつなさもある。カラフルであるがゆえにえげつなさが増している描写も多々ある。熱で溶け出して目がぼろっ、と落ちる人形とか、ウンパ・ルンパがすりつぶす芋虫とか、紫色に変色していく子供とか…。

書き忘れていたが、マイクのシーンでサイコと2001年宇宙の旅が出てきたのが嬉しかった。嬉しかった、というか、大笑いした。そしてマイクは結局一番悲惨な姿になってしまったね。

トラウマはもうひとつあって、やはり上記でも触れているが、ウォンカの父親に対するトラウマ。父親に関する一連の描写はどう考えても不必要だが、映画全体をまとめると「トラウマ」という言葉になってしまう。

一緒にDVDを見ていた友人は「ホラーだ」と言っていたが、ホラーというよりは、酷いバッドトリップのようだ。

チャーリーとチョコレート工場


photo
チャーリーとチョコレート工場 [Blu-ray]
ワーナー・ホーム・ビデオ 2010-04-21
評価

by G-Tools , 2012/05/21

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さあ、困りました。文句なくすばらしいバートン流ケッサクおとぎ話なのですが、なんせメチャめちゃ楽しくて言ってしまいたいことだらけ。ネタバレなしなのがモットーのこのブログでこれはキツイ!さあ、どこからお話ししましょうか?
  • よろ川長TOMのオススメ座CINEMA
  • 2005/12/13 12:18 PM
ダーク・シャドウDark Shadows/監督:ティム・バートン/2012年/アメリカ ぼくらのティム・バートンがひとまわりおかしくなって帰ってきた!…ような気がする… ちょっと弱気なかんじの見出しで。わたしティム・バートンがすごく好きだったんです、今はそうでもな
  • 映画感想 * FRAGILE
  • 2012/05/21 9:40 PM
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