スーパーマン1&2/クリストファー・リーヴは完璧すぎます!

スーパーマン(SUPERMAN)

スーパーマンSUPERMAN


スーパーマン」の1と2を見ました。2本ぶんいっぺんに感想を書きます。
わたしはスーパーマンのことを何も、なーんにも、宇宙人っていうことも知りませんでした。

スーパーマンSUPERMAN/1978年/アメリカ/リチャード・ドナー


滅亡寸前のクリプトン星から父(マーロン・ブランド)の手によって脱出させられたカル=エル(クリストファー・リーヴ)は、地球に着陸しケント夫妻に拾われます。生まれ持った特殊な能力を隠しながら、田舎ですくすく素直に育ったクラーク・ケントは、育ての父の死をきっかけに独り立ちを決意するのでした。

スーパーマン(SUPERMAN)

クラーク・ケントは、育ての父の言いつけ通りにどんくさいふりをして暮らしています。適度にどんくさくすればいいのに、いじめられるくらいどんくさいのであります。とはいえ、くそまじめというわけでもなく、ユーモアもあります。あらいやだ、すてき。

新聞社に就職したクラーク・ケントは、同じ新聞社の女記者、ロイス・レイン(マーゴット・キダー)にミチミチいじめられます。いじめられるというか、からかわれるというか、顎で使われるというか、M男だったらご褒美みたいなかんじです。

わたしはどうもロイスのキャラが好きでないのです。どんくさい男には超上から目線でえらそうにしているところが、とても嫌なのです。まああの、サバサバ女子(笑)ってことなんでしょうけれども、根性が悪いように思えてしまいます。
それでいて、スーパーマンにインタビューするときにはあからさまに欲情しており、ぱんつを透視させたりするあたり、生臭くて下品すぎてひきましたね。


スーパーマン(SUPERMAN

クラークは田舎にいるときも破天荒な感じの明るい女の子に翻弄されぎみでしたので、そのような女の子が好みであるということなのか、破天荒でかつ賢い子に初めて出会ってズギュンということなのか、そこらへんはわかりません。ヒーローにはヒロインが必要と決まっておりますので、もういいです。


スーパーマン(SUPERMAN)

世界一の犯罪者、レックス・ルーサー(ジーン・ハックマン)です。企んでおります。地下でいそいそ企んでおります。恐ろしく頭が良く、スーパーマンが宇宙人であることもあっさりとつきとめます。

わたし、この人が悪い人でなければ、スーパーマンとよい友だちになれるとおもうのです。会ったこともないのに出身地から弱点までつきとめちゃって、こんなにスーパーマンをわかってる人はいないですからね。


スーパーマン(SUPERMAN)

ラストはね…これどうなんですかね? スーパーマンはなんでもできますということを現すには良いのです。まさにスーパー、歴史も変えるよ。人間の歴史に干渉してならなかったはずですが、まあいいです。

とにかくクリストファー・リーヴがかっこうよすぎて、あまりにかっこうよすぎて恥ずかしくなって、アップになると画面をまともに見られませんでしたね。まんがなんだもの。完璧なんだもの。



スーパーマン(SUPERMAN

スーパーマン IISUPERMAN II/1980年/アメリカ/リチャード・レスター


ゾッド将軍(テレンス・スタンプ)とゆかいななかまたちです。1では、ぺらぺらした何かに閉じ込められてヒヤアーと宇宙を漂っていたゾッド将軍とゆかいななかまたちは、スーパーマンのミサイル処理のあおりをくらって(こういうのはあおりを食らうとは言わないのか…?)月面へ不時着します。そして地球へやってきました。

ゾッド将軍がすごいのは、まったく右も左もわからない、星の名前すらよくわかっていないような未知の惑星に来たというのに、めっちゃめちゃいばりちらかしているところです。見知らぬ土地でここまで怖じ気づかずにいばりちらせるひとはそうそういるものではありません。さすがゾッド将軍。かっこいい。言うことが「ひざまづけ、さもなくば死ね」だけですから、これまたたまりません。

 スーパーマン(SUPERMAN

「スーパーマン」って「トランスフォーマー」と同じところがあると思うのです。

宇宙人が地球でこっそり暮らしているところへ、別の宇宙人が攻めてきて、地球人を巻き込んでウワア。

人類関係ない、完全にとばっちりという。こういうの、他にもあったようなきがしますが。

ところでわたしね、マフィア映画でもそうなんですが、女が男の仕事の支障になっているっていうのがすごくきらいなのです。愛か仕事か、スーパーマンの場合は使命ですけれども、とにかく、彼らの背負っているものは愛と天秤にかけられるような軽いものではないのです。


たぶんそれは、わたしが男女の愛というものを信頼していないからなのだと思います(血のつながりや家族に関してはものすごく敏感で、おとうちゃんが娘を守るために超頑張る映画はだいすきです)。

わたしは愛なんてくだらんと思っておるのです、そのようなくだらんもののために、本人にとってもっと大切に思えることを捨ててしまうのが、どうにも悔しく思うのです。

スーパーマンはパワーを捨ててしまったせいで、思うように力が出なくて、身体的にもしんどい思いをするというのがよいです。やはり、持っていたものをなくすのはきっついんです。愛なんてくだらんものと引換えに失った力の大きさを思い知るがよいのです。スーパーマンは、きっつい思いや痛い思いをしたときに、あ、力を失わなきゃよかった、って痛感しています。ねえ、いわんこっちゃない。

スーパーマン(SUPERMAN)

スパイダーマンやアイアンマンはプラスのヒーローです。普通の人間にプラスしてヒーローになる。でもスーパーマンはプラスしないヒーローです。それがあたりまえだったのに、マイナスされてしまったらヘロヘロです。

ですからわたしは、最終的にスーパーマンが愛よりも使命をとったことにとても感銘を受けました。ひとりの女を泣かせても、守るべきものがあるというのがいいのです。


 スーパーマン(SUPERMAN

さて、今回は最初にブルーレイでドナー・カット版を見ました。

ざっくり説明すると、スーパーマンの正体がロイスにばれてしまい、二人は愛し合います。そして、スーパーマンはスーパーマンであることをやめ、普通の人間になるのですが、そこへゾッド将軍がやってきてしまいます。あれやこれやののち、スーパーマンは元に戻りますが、ロイスとは別れます。ここまでは劇場公開版と同じです。ここからが問題です。ロイスとの仲が気まずいので、スーパーマンは時間を戻し、歴史を変えます。


スーパーマン(SUPERMAN)

これでは矛盾がありまくりだし、1とまったく同じ方法によって問題を『なかったこと』にするのはいただけないです(もともと時間を戻すのは2のためのもので、1は違うラストだったそうですが…)。

あまりにもアングリとしてしまいましたので、劇場公開版も見ました。そうしたら、こちらは、スーパーマンのキスでロイスの記憶をふっとばしてしまうというラストでありました。うん、ぜったいこっちのほうがよいよ。


スーパーマン(SUPERMAN)

ちなみに、ドナー・カット版はパリでのテロシーンがゴッソリ削除されており、ロイスがクラークを銃で撃つシーンが追加されています。おおまかな筋は同じなんですが、かなり違う映画になっていると思います。

ブルーレイにはドナー・カット版しか収録されておりませんので、劇場公開版をDVDで見た方がいいなあっと思いますね。ちょっとこれはね、あまりにもね…。


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