SUNNY 強い気持ち・強い愛/オンナ6人40代、あの放課後をもう一度。

SUNNY 強い気持ち・強い愛監督:大根仁/2018年/日本


『サニー 永遠の仲間たち』(2011年)リメイクとしては最高の出来


一般試写で鑑賞。公開は2018年8月31日です。オリジナル『サニー 永遠の仲間たち』(2011年)はめちゃめちゃ好きです。Netflixで見られます。

あらすじ:高校時代の友人を探す。

ネタバレしています。
本文中、ネタバレの前には注意書きをしています。

おすすめ
ポイント
オリジナルが好きで好きでしょうがない人はもしかしたら全く受け入れられないかもしれないですが、ですが、大根仁頑張ったと思いますよ。

サニー 永遠の仲間たち』(2011年)が日本でリメイクされると知ったとき、また、その監督が大根仁であると知ったとき、私はとても複雑な気持ちになった。オリジナルを見たとき、自分が韓国人であったなら、もっと、高校時代パートに出てくる流行歌や政治の背景を理解できるだろうと思った。そして、この映画を見た韓国人が得た感動を味わうためにも、日本でリメイクして欲しいと思ったからだ。しかし監督は大根仁であり(私は『モテキ』(2011年)にまつわる彼のふるまいについて、いただけないと思っていた)、時代は90年代に変更されているのである。これはどうなるのか、不安と期待が入り混じった気持ちであった。

また、オリジナルでは7人いた仲間が、6人に減らされていることについても気になっていた。結論から言うと、これは6人で良かった。なぜなら、90年代パートはいわゆるコギャル文化を描いており、コギャルばかりが出てくるため、「武器を持つと暴走する眼鏡っ娘」という設定の人物は出しにくいからだ。みんなチャラついているからね。逆に言うと、裕子(オリジナル版のファン・ジニ)と心(オリジナル版のリュ・ポッキ)が若干区別つきづらい。チュッパチャップスを常に舐めさせて差異を出そうとしていたのでわかるにはわかるが(大人パートでは、ここについては全く問題ない。キャストは小池栄子ともさかりえ)。

今、Netflixでオリジナルを見ながらこれを書いている。こう見返してみるとやはり、オリジナルの方が良い。それはもう、どうしようもないことである。リメイク版は、政治がらみのシーンをばっさりカットし、焦点を人間関係に合わせているかわりに、オリジナルよりも軽さが目立つ。これについては、リメイク版を見ようとする客層を考えると、軽くして正解かと思う。ほとんどのシーンで観客が大笑いしていたことを書き留めておく。それほどにコメディ寄りの演出がされている。イケメン(三浦春馬)は、出てきただけで笑われていた。

多分、これ以上のリメイクは出来ないのだと思う。ケチをつけようと思えば付けられないわけではない。が、中見出しにも書いたとおり、リメイクとして最高の出来であった。ストーリーは面白くならないわけがない、元々が面白いのだから。キャストもみな熱演しており、広瀬すずの変顔も堪能できる。ともさかりえの危なっかしさも良かったし、渡辺直美は彼女自身のコミカルさを活かしつつも浮かない程度に抑え気味になっていた。

ちなみに、6人のグループ名「SUNNY」については、オリジナル版ではボニーMの「Sunny」から取られているが、リメイク版では違う理由がつけられていた。

※以下ネタバレを含みます。

ひとつ気に入らなかったことがある。オリジナルでスジが「美しくてゴメンね」と泣くシーンのセリフの改変だ。あれはぜったい「美しくてゴメンね」のほうが面白かった。

オリジナルでラストに出てくる人物は、韓国で元々アイドルかなにかで有名だったが引退し、その後、メディアに出なかった人だとどこかで読んだ。これについては、調べ直したものの事実がわからないままであるが、ともかく、そういう情報があったから、リメイク版でラストに出てくるのは、時期的に安室奈美恵なんじゃないかと思っていた。安室奈美恵については、しょっぱなからテレビに出ており、そこに映っていた日付け(9/23か9/26だった)と照らし合わせると、この映画は安室奈美恵が引退しなかった世界線の物語であると思われる。まあ単純に、安室奈美恵の引退宣言と制作の時期がかぶってしまっただけなのかも。

※以下、ラストシーンについてのネタバレを含みます。PCからの閲覧時のみ、マウスオーバーで文章が表示されます。

ラストに出てくる人物が誰なのか、というのは重要な問題であった。ツイッターでも、誰が出るのか話題になっていたように思う。奈々(オリジナル版のチョン・スジ、90年代のキャストは池田エライザ)の大人パートは池田エライザである。そう来たか、という思いと、そうじゃないだろ?熟女なめんな??という思いと、そうするしかなかったのかも、という思いなどなどが入り混じった、結果、私はこれで良かったと結論づけた。

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