ミッション:インポッシブル フォールアウト/トム、そろそろゆっくり休んで。

ミッション:インポッシブル フォールアウトMission: Impossible - Fallout/監督:クリストファー・マッカリー/2018年/アメリカ


トムがトムでトムだ


TOHOシネマズ新宿 スクリーン9 G-17で鑑賞。初Dolby Atmosだったが、私はあんまり耳から入る情報に敏感ではないので、違いがわかりませんでした。

あらすじ:プルトニウムを回収したい。
 
ネタバレはありません。
 
おすすめ
ポイント
これはもうトム・クルーズがトム・クルーズとして最高のアクションをやっているというだけでもうおすすめです。

別にネタバレではないので書くと、ヘリコプターの調子が悪くなったときにトム・クルーズがヘリコプターをバンバン叩くカットがある。トムがやることなんだからそれで正しい。正しいのだ。

トム・クルーズという人は本当に、得体の知れないなにかになっているなという感じがあって、このシリーズでは特に、異常とも言える危険なアクションをスタントなしでこなす、どこがCGなのかも全然わからない、のであればすべて実際にやっていると思って見た方が楽しい。楽しいが、トムのお母さんはどんな気持ちでこれを見るのだろうかなどと思ったりする。トムのお母さんが存命なのかどうか知らないけど、ともかく、お母さんの気持ちになってしまうと、ああ、それ以上はやめて、もうやめてもいいんだよと思ってしまう。それほどのことをやってのける人、いや、神だなあ、トム・クルーズが変な宗教に入っていなくて、自身で宗教を立ち上げたりした日には、私は全財産持って入信してもよい。トム神。祀るよ。神が足を折ってまで挑んだアクションが悪いもののわけはなくて、確か足を折ったときのカットが使われているはずだが、よくまあ走る走る、跳ぶ、走る。そして登る。加齢を感じさせないあたりも神は神だなと思ったりする。

Twitterでどなたかが「トムは死にたいんだと思う、そして自分でそれに気づいてないんだと思う」とおっしゃっていて、わかるな、それわかるよ。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011年)あたりまでは、「トムは自分が死なないと思っているんじゃないのか?」と思っていたが、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(2015年)から、あれ?なんか、死なないと思っているわけではないのかな、と、だって死ぬじゃん、これ以上やったら。なんかあったら。今回は、足を折るだけで奇跡的に済んだ、と考えたほうがよいんじゃないの、トム、死にたいのかな。私たちはたぶん、「トム・クルーズが撮影中の事故で逝去した」と聞いてもおそらく驚かないだろう。いや、驚きはするか、あのトムが死ぬなんて、とびっくりするだろうが、「あれだけやっていたら、そりゃ死んでしまうよなあ」と感じるかもしれない。死ねと言っているわけではもちろんない。頑張ってほしい、心の底から、頑張ってほしいと思っているが、そろそろゆっくり休んで、アクションがない、もしくは安全な、映画に出て欲しいなという気持ちが沸き上がってきてしまった。例えばさ、ドニー・イェンと戦うとかそういう、安全なやつ。見たいよね。

なんだろう、私つらいのかな。すごいものを見たんだけど、同時にちょっとつらいのかも。いつか来る、トム・クルーズの死を強く意識してしまったのかもしれない。

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