フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法/夢の国じゃあ、なくっても。

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法The Florida Project/監督:ショーン・ベイカー/2017年/アメリカ


パステルカラーの地獄を見た。


マスコミ試写で鑑賞。公開は2018年5月12日です。

書くところがないのでここに書くと、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ(『フロリダ・プロジェクト』(2017年)、『スリー・ビルボード』(2018年)、『ゲット・アウト』(2017年)と、第90回アカデミー賞でなにかしらの賞にノミネートされた映画3本に出ている!)は出番が2〜3回くらいでした。

子役はオーディションで、また、母親役はInstagramで発掘されたそうで、そういう意味では世のインスタグラマーに希望を与えているようなかんじもします。映画に出られるかもしれないんだよ!

あらすじ:ディズニーランドの近くに住んでいます。

ネタバレはありません。

おすすめ
ポイント
「三度の飯よりホワイトトラッシュが好き」みたいな人には絶対。子役がすごいです。
モーテルは実在するものです。

ディズニー・ワールドのすぐ近く、安モーテル「マジック・キャッスル」で暮らす若い母と6歳の娘。子供たちは冒険の日々を送っていたが、ある出来事により、現実が襲ってくる。

しょっぱなから子供らの口がめちゃめちゃ悪く、じゅうぶんな教育を受けていないことを伺わせる。学校は夏休みと言っているが、もとから子供たちが学校になんて行っていないことはすぐわかる。ホームレス一歩手前の生活。彼女たちは、それでも自由な「その日暮らし」を送るのだった。

画面の色味は、モーテルの薄紫に始まり、ピンク、黄色、水色、オレンジときらめくようなパステルカラーで、なにもかもおもちゃみたいに見える。たまに若い女の子が薄汚れたピンクのコートを着ているのを目にしてしんどくなる時があるが、なんかそれを思い出すものがあった。


こないだから「寄り添う」ことについて考えていて、この映画は、子供に寄り添ってはいるものの、どこか突き放したような感じがある。もしかしたらそれは、私が彼女らに寄り添う気がないからそう見えたのかもしれない。

この映画で第90回アカデミー助演男優賞にノミネートされたウィレム・デフォーは、彼女らに対し厳しく接するが、同時に温かく見守ってもいる。子供が子供を育てているような物語の中で、親としての役割を担っているかのようである。

ラスト85秒、「ハッピーエンドをしのぐマジカルエンド」というのが日本だけで言われているのか本国でもそうなのかはさだかでないが、誰も見たことのないような、という形容は合っているかもしれない。

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