リメンバー・ミー/わたしを忘れないで

リメンバー・ミー Coco/監督:リー・アンクリッチ/2017年/アメリカ


生と死と家族の物語


新宿ピカデリー スクリーン6 L-16で鑑賞。
第90回アカデミー賞長編アニメーション賞、主題歌賞受賞作品。

あらすじ:死者の国へ行きます。

ネタバレしています。
本文中、ネタバレの前には注意書きをしています。

おすすめ
ポイント
これはねー、あれです、泣いちゃうやつ。どう抗っても泣いちゃうやつ。小さな子に生と死について教えるにはもってこいだと思う。

生と死について真っ向から挑んだ作品。音楽を禁じられて育った少年ミゲルは、ひょんなことから死者の国に迷い込んでしまう。カラフルな死者の国で、ミゲルは孤独な青年・ヘクターと出会い、生者の国に戻る手伝いをしてもらう。
ミゲルが音楽を禁じられているのは、ミュージシャンだった曽曽祖父が家族を捨てて夢を追ってしまったからだ。ミゲルは、伝説のミュージシャン・デラクルスが自分の曽曽祖父であることに気づき、死者の国で彼に会おうとする。

私は家族や親戚に対してそれほど強く絆を感じている方ではなく、とはいえ、親が死んだら……と想像するとしんどくなるくらいには、血縁者のことを想っている。問題のない家族なんて恐らくなくて、ミゲルの場合は「禁・音楽」が唯一の問題だったのだろう。今ちょうど地上波で『トイ・ストーリー3』(2010年)が放送されているので見ているところだが、おもちゃとの思い出というのも程度の差こそあれ誰にでもあったこと、普遍的な物語であるように思う。ディズニー・ピクサー作品(に限ったことではないが)は、普遍性をはらんでいるように思う。

※以下ネタバレを含みます。

すっごいざっくりまとめると、この物語と『オズの魔法使』(1939年)は似ている。もうほんとざっくり。あちらの世界はキラキラしていて、オズの魔法使いはインチキだったし、やっぱりおうちがいちばんなところとか、要素をつまむと似ている。こじつければね。

死者の国の悲しいところは、生者に忘れられると、消えてなくなってしまうことだ。本当の死は、人から忘れられたときに訪れる。おすすめポイントにも書いたが、お子さんに「生と死について」「挑戦することについて」「愛するものを守ることについて」教えるための教材としての役割も果たせそうに思えた。そうした、ある種の「良い子っぽさ」が引っかかる人もいるかな?とは思う。とはいえ、あの曲がかかるシーンはもう強制的に泣かせてくるかんじあるので、もう、流されるままに泣くのがいいんではないかな。いい曲だよ……。

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