『トレイン・ミッション』試写。リーアム・ニーソンは青で撮れとばかりに画面が青い。トレインでミッションなのでこれはタイトルに偽りなし。こんな感じかなって思ったそのままのものが見られる。状況は『フライト・ゲーム』とほぼ同じ!なので安心です。なんなら『フライト・ゲーム2』と言ってもいい
— ナイトウミノワ (@minowa_) March 9, 2018
『フライト・ゲーム』(2014年)では、「大金を送金しないと20分ごとに乗客が1人死ぬよ」と脅されたリーアム・ニーソンがおろおろしたりテンパったりしながら事件を解決してゆく映画でしたが、今回は「プリンって名前の人物とその人が持ってるカバン探し出して。じゃないとアンタの家族がひどい目にあうよ」と脅されたリーアム・ニーソンがおろおろしたりテンパったりしながら解決してゆく映画でした。ほぼ同じ!黒幕が誰なのか、見ていても絶対わからない作りになっているのも同じ!というわけで『フライト・ゲーム』とリーアム・ニーソンがお好きな向きには全力でおすすめ。そうでもない人は、同じ列車映画で現在公開中の『15時17分、パリ行き』(2018年)を見たら良いと思う。
ジャウマ・コレット=セラとリーアム・ニーソンの組み合わせは『アンノウン』(2011年)、『フライト・ゲーム』(2014年)につづいて3本目だが、どうもあれだな、ジャウマ・コレット=セラはリーアム・ニーソンをとにかく困らせたいんだなと、身体が大きくて強そうな白人男性、社会的に見たら強者だと思う男性を困らせまくって楽しむとは、罪深き監督である。わかった。流行りの言葉でいうなら「性癖」ってやつだ。ジャウマ・コレット=セラは大柄なお父さんを困らせるのが刺さるんだ。それを恥ずかしげもなく晒している、心の強い監督なんだな。もうね、思う存分やったらいい。なんなら毎年1本、乗り物の中でリーアム・ニーソンがおろおろする映画を作ったらいい。付き合うよ!
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