ブラックパンサー/伝統と愛国心、その次へ

ブラックパンサーBlack Panther/監督:ライアン・クーグラー/2018年/アメリカ


国を守り、世界を守る


新宿ピカデリー スクリーン2 I-18で鑑賞。

あらすじ:超文明国の国王でヒーローです。

ネタバレしています。
本文中、ネタバレの前には注意書きをしています。

おすすめ
ポイント
マイケル・B・ジョーダンがめちゃめちゃかっこいいです。
伝統は守るべきものとしてあり、超文明国であってもそれは変わらなかった。ワカンダでは国王を決めるときに決闘を行う。彼らは、伝統と同じく守るべきものとして国を愛している。超文明国でありながら、他国との国交は断絶状態である。超つよい鉱石がざくざく採れ、それが兵器として他国に流れていくのを恐れている。また、移民の受け入れも拒否するというような内容の台詞もあった。トランプ大統領が移民の受け入れに反対している(ですよね?)今、アメリカでこのような設定の映画が作られることに意味はあるのだと思う。政治の問題について私は明るくないので、付け焼き刃の知識でものを言って失言ということは避けたいため、このあたりについては詳しい人が解説したら良いのではないかと思う。

※以下ネタバレを含みます。


ジャスティス!

さてと、伝統に則って選ばれた国王、ティ・チャラ。ブラックパンサーである。ブラックパンサー自体は『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』(2016年)ですでに登場しているが、彼の力の源がなんであるかはよく分からないままだった。今回、それが明らかになる。国王がなにかしらのアクシデント、蜘蛛に刺されるとかそういうのによって超絶身体能力を身につけるとか、超お金持ちなので超すごいスーツを作るとか、そういうことでなく、決闘で勝つとなんかのハーブを飲まされ、それによって力を得るのだ。要するにティ・チャラでなくてもブラックパンサーになれるということである。ハーブがすごかった。あと、すごい鉱石がすごかった。ヒーローの系統としてはアイアンマンに近いのかなと思う。力を手に入れたり失ったりできるというのも面白い。

キルモンガーがティ・チャラを決闘で倒し、王座についたとき、ワカンダ国民は初めて「あ、やべえやつ来ちゃった」と気づくのだ。ティ・チャラは伝統的な決闘によって選ばれた国王ではあったが、なによりも国民に愛されていたのだと、守らなければならない伝統よりも個人がどういう人間であるかが大切だったのだと気づいた、ということだろうと思う。一方で、自分は玉座に忠誠を誓っているから別に誰でも良いんです、と言う人もいる。このあたりも現在のアメリカが置かれている状況と比較できそうな気配がある。どなたかよろしくお願いします。

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