2017年下半期に見た新作映画を面白かった順番にぜんぶ並べてみたよ

今年も終わりを迎えようとしていますね。早いものですね。

上半期には「2017年上半期に見た新作映画を面白かった順番にぜんぶ並べてみたよ」をやりましたので、下半期も全部並べてみようと思います。
年間ベストもやる予定です。そのときには順番変わるかも知れません。気分ですね。

※2017年12月16日鑑賞分までです。今年はあと『オリエント急行殺人事件』と『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』を見る予定でいます。

1位

ブレードランナー 2049Blade Runner 2049/監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ/2017年/アメリカ


あらすじ:デッカードを探す。

凡百の「『ブレードランナー』風の何か」と同じようなルックである可能性は僅かにだが存在した。が、まったくの杞憂であった。「これは紛れもなく『ブレードランナー』だ。本家であるのだ」という力を見せつけてきた。その圧倒的な世界観で。その圧倒的な「CGと実写の区別がつかない映像」で。少しだけ出て来る程度のガジェットにも気を配って。既視感を超えたところ、ああ、ここが戻ってくるべき場所だったんだなと少し安心できるようなところ。『ブレードランナー』前作を意識したカットやセットの作り方があり、それらすべてに誇り高き魂を感じる。
2位

KUBO/クボ 二本の弦の秘密Kubo and the Two Strings/監督:トラビス・ナイト/2016年/アメリカ


あらすじ:3つの武具を探す。

洋盤Blu-rayで見たため、完全には話を理解できていない可能性が残り、感想は書かなかった。それでも、画面から匂い立ってくるようなエモーション、愛と赦し、言うまでもなく美しく細やかな動きなどは心に響いてきた。

3位

スイス・アーミー・マンSwiss Army Man/監督:ダニエル・シャイナートダニエル・クワン/2016年/アメリカ


あらすじ:無人島で万能な死体と出会いました。

死体は身元不明であって名前もないのだが、偶然その口から音が出たことにより主人公から「メニー」と名付けられる。名付けられた瞬間、死体は喋りだすのだ。最初は「うんこ、おなら、セックス、ちんぽ、ちんぽ入れたい」とまったく子供以下のことしか言わないメニーだが、主人公と冒険をしていくにつれ人間性を取り戻し(いや、芽生えたと言ったほうが正しいか)、最終的には「人生とは、愛とは、友情とはなんぞや」というところまで行き着く。彼らの友情は社会に晒されたとたん否応なしに「変」とされ、崩壊の危機を迎える。さて友情はどうなるのか、というひりついた焦燥感と導かれる結論が不思議な感動をもたらし、見終わるころには、自分がこの一風変わった映画に対する愛着を持ち始めたことに気づくのである。

4位

パーティで女の子に話しかけるにはHow to Talk to Girls at Parties/監督:ジョン・キャメロン・ミッチェル/2017年/アメリカ、イギリス


あらすじ:エイリアンと恋に落ちます。

細かなところにメタファーが散りばめられておりそれをひとつずつ紐解いていくのも面白いのだろうなと思う。私はけっこう圧倒されてしまって、ジョン・キャメロン・ミッチェルの思惑とは?というところまで行けていない。私は少年ではないし少年だったこともない、ひと目で恋に落ちるということもないので、主人公に自分を重ねるような見方も出来てはいない。それはそれで「ある視点」ということで許されるのではないかなと思っている。感情移入だけが素晴らしいものではないから。

5位

マイティ・ソー バトルロイヤルTHOR RAGNAROK/監督:タイカ・ワイティティ/2017年/アメリカ


あらすじ:ねーちゃんがやってきた。

しょっぱなからやたらコミカルで、コミカルになっていることは知っていたがさすがに戸惑いを隠せなかった。若干キャラ崩壊しているのでは?とも思ったが、しばらくしたら慣れた。テンポよく進み、これだけやっておけば、みんなどれかには引っかかるだろうと言う感じで冗談を入れてくる。正直同人誌ノリみたいなのも感じる。とはいえ『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』から一転してこれなので、戸惑うなと言う方が無理であろう。でしょう。そこんとこどうですか。

6位

ゲット・アウトGet Out/監督:ジョーダン・ピール/2017年/アメリカ


あらすじ:彼女の実家が気持ち悪い。

なんだかこの映画は、自分の中にあるいろいろな差別心、自分は差別なんかしないと思っているところへ「そりゃあんた、思い込みだ、あんたは差別する人間だ」と突きつけてくるような雰囲気もあり、逃げずに立ち向かわねばなという気持ちがある。人種としてでなく個として相手を見ろよ、と言われた気がする。自分は差別をしない人間だと思い込むことこそが危険なのではないだろうか。

7位

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。IT/監督:アンディ・ムスキエティ/2017年/アメリカ


あらすじ:ピエロが怖い。

みなさんおっしゃっていることだが、ジュブナイルだな、という印象は強い。ペニーワイズは、びっくりさせに来るもののめちゃめちゃ怖いというわけではなかった。かっこよかった。本当に怖いものは、一見して異形と見えるものではなく、日々の生活の中に否応なしにねじこまれた、歪んだ愛や病気、いじめ、死んでしまったと思われる兄弟……なのであろう。主人公が弟を「怖いもの」として認識しているとわかるところは切なかった。

8位

ジャスティス・リーグJustice League/監督:ザック・スナイダー/2017年/アメリカ


あらすじ:やばい箱がやばいのでみんなでなんとかする。

まったくネタバレを踏んだりしていなかったため、スーパーマン大復活にはたいへん驚いた。ストーリーはあまり物珍しいものではなく、これは古典落語だなと思った。演者によって印象が変わるけど同じ話をみんながやるってやつ。バットマンが冗談を言うところだけはちょっといただけなかった。バットマンそういうこと言わない。

9位

スパイダーマン ホームカミングSpider-Man: Homecoming/監督:ジョン・ワッツ/2017年/アメリカ


あらすじ:武器商人をやっつけたい。

うまいなと思ったのは、バルチャーの小物っぽさがあまり感じられなかったところ。やっていることはしょぼいといえばしょぼいのだが、ガジェットの派手さと、映画全体に漂うコミカルさに助けられ、「なーんだ、こんな敵かあ」というガッカリ感はなかった。マイケル・キートンが過剰に恐ろしく演じているわけではなかったというのもある。バランスが良い。

10位

ドリームHidden Figures/監督:セオドア・メルフィ/2016年/アメリカ


あらすじ:NASAで働く黒人女性の物語。

飛行機内で鑑賞。非常に良く出来た物語で、これをただ物語であるとして消化してはならないような気持ちも感じる。『ゲット・アウト』と同じ枠にいれてもいいかもしれない(差別の物語であるからというところで)。

  1. トランスフォーマー 最後の騎士王
  2. オレの獲物はビンラディン
  3. バリー・シール アメリカをはめた男
  4. ジグソウ ソウ・レガシー
  5. エイリアン:コヴェナント
  6. ポルト
  7. 僕のワンダフル・ライフ

あ、少ない!ここで終わりです。『僕のワンダフル・ライフ』が一番下にいるのは、「いいんだけど、やりすぎじゃない?」というなにかあざとさのようなものを感じてしまったから。『トランスフォーマー 最後の騎士王』はベストテン入りしていないのは、なにがなんだかわからなかったから。

面白くなかった映画というのはなくて、見たものは全部良かった。次は年間ベストを出す予定です。

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