ゲット・アウト/彼女の実家が怖かった!

ゲット・アウトGet Out/監督:ジョーダン・ピール/2017年/アメリカ


田舎へ行ったら怖かった系ホラー+人種差別ってホント嫌だね!


TOHOシネマズ新宿 スクリーン4 G-16で鑑賞。事前に仕入れていた情報としては「黒人男性が、白人の彼女の実家に行ったら、なんかすげー不穏だった」です。これはねよくやったなと思いましたよ。

あらすじ:彼女の実家が気持ち悪い。

ネタバレはありません。

おすすめ
ポイント
差別問題を扱っているともいえるので、深く掘り下げることも出来るし、そうでなくエンタメとしても楽しめる、おすすめです。

なんだかこの映画は、自分の中にあるいろいろな差別心、自分は差別なんかしないと思っているところへ「そりゃあんた、思い込みだ、あんたは差別する人間だ」と突きつけてくるような雰囲気もあり、逃げずに立ち向かわねばなという気持ちがある。


パーティーのシーンで代わる代わる親戚やらなんやらが主人公に挨拶する、それがいちいち「貴方は"黒人だから素晴らしい”んでしょう」「オバマを応援しているよ」などと、あたかも「自分は人種差別なんかしませんよ、貴方の味方ですよ、でも貴方を”黒人”としてしか見ていませんよ」という、本当にこれは一番たちの悪い人種差別なんじゃないかなと思った。たまにいる、「自分はマイノリティ差別をしない、マイノリティの友達もいるし」と言う人のようなかんじ。ちなみに日本人も登場し、超嫌なことを言ってくる。あそこまで嫌なことってそうそう言えないと思ってしまうが、あるいは本当に気をつけないとうっかり言ってしまうようなことなのかもしれない。人種としてでなく個として相手を見ろよ、と言われた気がする。自分は差別をしない人間だと思い込むことこそが危険なのではないだろうか。

ケイレブ・ランドリー・ジョーンズは登場シーンこそ少なめなものの、しょっぱなっから不穏な空気をまとっており、据わった目の感じも最高だった。不健康そうな役が実に似合う役者である。

サブキャラとして登場する太った人物がいちいち最高に良い。あるセリフのところでは場内からクスクス笑い声が聞こえてきたし私も笑ったし、緊張を緩和してくれる立ち位置に居た。


製作が『ヴィジット』の人なので、系統として近いのも納得。『サイコ』っぽいなと思ったのは、音の種類のこと。不快感があって良かった。

私はホラーが怖いので苦手なのだが、それはビックリがあるからで、『ゲット・アウト』にもビックリはあるものの、頻度は高くない。ビックリが好きな向きには物足りないかもしれない。若干のSF風味もありつつで、これは本当に良い映画なのでおすすめします。

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