少女漫画原作実写映画を徹夜で見てみたよ

先日『オオカミ少女と黒王子』を見てから、「少女漫画原作実写映画って面白い!いろいろ見てみたい!」となり、Netflixであれこれ漁って見てみました。記録です。すべて原作未読、ネタバレしています。ネタバレ前の注意書きはありません。

私はけなすために見たわけでなく、楽しむために見ました。そうでなければ14時間ちかくも費やさないよ。でも、けなしている部分もあります、それはしょうがないです。さてさて。

脳内ポイズンベリーPoison Berry in My Brain/監督:佐藤祐市/2015年/日本


神木力のすごさ!


キャストは、真木よう子、西島秀俊、神木隆之介、吉田羊、古川雄輝、成河など。 選んだ理由は、ポスターなどで存在を知っていたから。

あらすじ:脳内会議で大変だ。

主人公が年下男子を好きな理由がまったくわからず(1度だけ飲み会で会ったがほとんど喋らなかった相手・早乙女と偶然駅で再会し声をかけ、家までついていくというのが始まり)、年下男子には軽くモラルハラスメント的な部分もあるため、そんな相手に執着するくらいなら、自分を好いてくれる大人な編集さん(主人公は処女小説の出版をするところで、担当編集・越智さんから言い寄られている)の方に行ったら良いじゃないかと強く思っていた。越智さんのセリフ「そこに居て下さい、告白しに行くので」はとても良いと思う。

最も素晴らしかったのは神木隆之介だ。主人公の脳内でポジティブな役割を担っているのだが、まーこれがもう、いちいち可愛らしい。神木力(りょく)としか言いようのない圧倒的な力。神木隆之介はすごい。天才じゃなかろうか。神木隆之介だけで映画が持っている。すべてを支える神木きゅんである。

アオハライドAO--HARU--RIDE/監督:三木孝浩/2014年/日本


みんな良い人。


キャストは、本田翼、東出昌大、千葉雄大、高畑充希など。選んだ理由は東出くん。

あらすじ:中学時代好きだった男の子と再会した。

男子が苦手な双葉。中学時代、唯一話せる相手が田中くんだった。しかし田中くんは突然転校してしまう。時は流れ、高校に上がった双葉は田中くんと再会する。田中くんは両親の離婚により馬渕へと名字が変わっていた。
リーダー研修を経て、仲良しグループは絆を深めていく。ところが、馬淵のもとへ、成海という女の子が押しかけてくる。主人公は困る。

映画として非常にまとまっており、安心して見られた。馬渕くんはクールで意地悪な性格ということになっているが、何かと優しい。というか登場人物たち全員優しい(成海はライバルとして存在するので若干嫌な性格ではある)。全く悪いところのない映画だったが、印象が弱い。もっととんでもないものが見たいと思い、次へ。

photo
アオハライド DVD 通常版
東宝 2015-06-17

by G-Tools , 2017/08/19


パラダイス・キスParadise Kiss/監督:新城毅彦/2011年/日本


北川景子をもっと可愛く撮ってやれよ!


キャストは、北川景子、向井理、山本裕典、五十嵐隼士、賀来賢人など。選んだ理由は、漫画の存在を知っていたから。

あらすじ:モデルにスカウトされる。

いきなり映像がしょぼくなって驚いた。向井理以外全員の肌が汚く映っており、北川景子はときおりものすごく不細工に見えてしまう。これでは魅力が半減以下だし、気の毒だ。ストーリーとしてはツイートに書いたとおり。勉強ばかりしていた主人公が突然、華やかな世界と個性的なキャラクターたちに囲まれる。王子様=向井理はジャガーに乗っていたりタワーマンションに住んでいたりとやたら金持ちである。強引な性格で、レイプ未遂事件も起きる。それがきっかけで主人公はモデルの仕事(厳密には仕事ではないがともかく)に対し前向きになるのだから不思議ではある。

繰り返しになるがストーリーはなんでもいい。オシャレでかっこいい映像でさえあればすべてOKのはずなのだ。肝心のその部分が素人レベルなので、ぜんぶぶち壊しになっている。面白い/面白くないではなく、もったいない。
どうやら原作とは大幅にラストが違うらしい。原作を知らない私にとっては些細なことと受け取った。

photo
パラダイス・キス [DVD]
ワーナー・ホーム・ビデオ 2013-12-04

by G-Tools , 2017/08/19


orange オレンジorange/監督:橋本光二郎/2015年/日本


未来を、変えろ。


キャストは、土屋太鳳、山崎賢人、竜星涼、山崎紘菜、桜田通など。選んだ理由は、Twitterで少女漫画原作実写映画に詳しい人から「闇」と言われたため。

あらすじ:10年後の自分から手紙が届いた。

主人公のもとに、10年後の自分から、ああして欲しいこうして欲しいという希望が書かれた手紙が届く。手紙の通りにしないと、転校生・翔くんが自殺してしまうということがわかる。主人公は友人らと協力し、翔くんを死なせないよう奮闘する。

SFである。翔くんはとにかくメンタルが豆腐以下の柔らかさであるため、傷つかないよう傷つかないよう、みんなでふんわり守ってあげるのだ。翔くんが豆腐なのは自分のせいでお母さんが自殺したからで、お母さんの自殺を止める方法も手紙には書いてあるのだが、主人公らはそれを止めることだけはできなかった。ループものではないのでやり直しがきかない。ツイートに書いた「一箇所おかしいところあった」はSF的なミスで、大した問題ではない(時折挿入される、翔くんが死んだ10年後の未来のシーンで、彼らが知らないはずの出来事が起きるというだけ)。

主人公は10年後、友人のうちの1人と結婚し子供をもうけている。翔くんのことは高校時代からずっと好きで、子供にも「翔」と名前をつけたりしているあたり、旦那さんがかわいそうではないか?と若干引くのだが、まあそれもよい。何が良かったかというと、次から次へとミッションが与えられそれをクリアすることが物語全体の目的であるため、恋愛がらみだけではないイベントが起きまくり、飽きないところだ。ミッションクリアするためには初日にミスらなければ良かったんじゃないかというのはあるんだが、そこも、いやいや、初日ミスっても、その後のミッションをこなしていくことで全員にあつい友情が芽生えてラストに繋がるんだよと思うと上手く出来ている。今回見た中では一番おもしろかったが、どうやら公開時は酷評されていたらしい、なぜだ……。

photo
orange-オレンジ- DVD通常版
東宝 2016-06-15

by G-Tools , 2017/08/19


好きっていいなよ。監督:日向朝子/2014年/日本


40分で終わる話でしょこれ。


キャストは、川口春奈、福士蒼汰、市川知宏、足立梨花、永瀬匡など。選んだ理由は、タイトルを聞いたことがあったから。と、ちょっと疲れてきていたため、短めの映画にしたかったから(103分)。

あらすじ:学校いちのイケメンと付き合う。

ここまで何本か見てきて、「チャラいサブキャラは大抵良い奴」という法則を見つけ出していたのだが、この映画に出てくるチャラいサブキャラはめちゃめちゃ酷いやつで、主人公にわざと体当たりして転ばせたり、スカートを脱がせようとしたりと、いじめがひどかった。気分が悪い。

とにかくキスシーンが異常に多く、福士蒼汰は話すかわりにキスしたりする。主人公は、その声を誰も聞いたことが無いくらい暗い性格という設定だが、めっちゃしゃべるしすぐにみんなと仲良くなる。登場人物たち全員がちょろい。一瞬で考えを変えたりする。しかし最も問題だったのは、物語が停滞すると新キャラでテコ入れしようとするところ。たった103分の映画で三部に分かれている。特に、第二部で登場する元いじめられっ子の海くん、彼のシーンはぜんぶバッサリ切っても映画として成立してしまう。第三部は福士蒼汰がモデルとして活躍するという話になっているのだが、これもバッサリ切っても成立する。雑な映画であった。


L❤DK監督:川村泰祐/2014年/日本


剛力彩芽のくるくる変わる表情が楽しい。


キャストは、剛力彩芽、山崎賢人、中尾明慶など。選んだ理由は、ランチパックのCM以外で剛力彩芽を知らなかったから。

あらすじ:同級生とうっかり同居することに!

コメディである。『毎度おさわがせします』みたいな、80年代アイドルドラマの匂いがする。剛力彩芽はエクステをつけており、あまりかわいくない。途中で髪をバッサリ切る、この子はショートカットの方が圧倒的に可愛い。山崎賢人は上半身ハダカでうろついたり、全身びしょぬれになったりとちょっとセクシーだ。恋のライバル的存在として、大学生の男の子・桐山漣がいる。最終的には噛ませ犬なのでかわいそうだが、いいんじゃないの。
問題だったのは、山崎賢人の元カノ・石橋杏奈だ。ひどいメンヘラで、延々山崎賢人につきまとってくる。山崎賢人は山崎賢人で、彼女が幸せになるまでは面倒をみてやるんだみたいなことを言っている。これをどのように処理するのかと思っていたら、山崎賢人のお兄さんが「俺に任せとけ」っつって、なにかして終わってしまった。なにをしたんだ!

photo
LDK [DVD]
バンダイビジュアル 2014-10-10

by G-Tools , 2017/08/19


先輩と彼女監督:池田千尋/2015年/日本


人の気持ちも少しは考えなさいよ。


キャストは、志尊淳、芳根京子、小島梨里杏、戸塚純貴、水谷果穂など。選んだ理由は、さきにも書いた少女漫画原作実写映画に詳しい人からおすすめされたため。

あらすじ:好きな人には、好きな人がいました。

主人公は「甘い恋愛をする!」と意気込んで高校に入る。ゆるい部活で、みの先輩という優しげなイケメンに出会い、あっという間に「好き……」となる。しかし、みの先輩は、卒業生の葵先輩のことをずっと想っていたのだった。好きな人に好きな人がいるってつらいねという話。ちなみに『桐島、部活やめるってよ』の学校に似ていると思ったが気の所為であった。まあ学校というのは、どこもよく似ているものだ。

主人公は最初から最後まで自分のことしか考えていない。「先輩、好き」「先輩は、葵先輩のことが好きなの?」言うのは主にこの2つである。親友・ゆうちゃんの話もまったく聞いてあげない。ゆうちゃんは良い子なので、なんでこんな主人公と仲がいいのか不思議だった。また、デリカシーがなく、今ここでそれを言わなくてもいいだろうということを言ったり、さらには全く悪くもなんともない上にちょう大人で良い人である葵先輩に突然ビンタしたりする。葵先輩はまじで良い人で、ビンタされても怒ったりせず、「お返し」と言って軽くビンタしかえす。そりゃあ、みの先輩も葵先輩のことが好きだろうよという、非常に魅力的なライバルなのだ。若干、隙があるように見えるところも、葵先輩ちょう最強っす、かなわないね、というかんじ。

最終的に、みの先輩が卒業するところで物語は終わるのだが、みの先輩は葵先輩に対する気持ちを抱えたまま、先輩と同じ大学へ進学することが決まっており、葵先輩は浮気性の彼氏と別れたことがわかり、つまり、ここに変化はなにもない。上手くいけば、みの先輩は葵先輩と付き合うことが出来ちゃうね、という、これを切ないといえば切ないんだろうなというところ。とにかく主人公が鬱陶しかったため、お前いい加減にしろよなあと思ってしまい、乗り切れなかった。それ以外のキャラクターは良かった。

というわけで今回は7本見ました。また見ようと思います、めちゃめちゃ楽しかったです。元仮面ライダーと元特撮ヒーローいっぱい見たなあ〜!

photo
映画「先輩と彼女」通常版 [DVD]
ポニーキャニオン 2016-02-02

by G-Tools , 2017/08/19

JUGEMテーマ:映画



この記事のトラックバックURL

※記事の内容に関係のないトラックバックは削除する場合があります。
※トラックバックの反映には時間がかかる場合があります。
※リンクのないトラックバックは反映されません。

トラックバック
おじいちゃん映画
記事検索

現在927件の記事があります。

最近の記事
週間人気記事ランキング
ブログパーツ
プロフィール
ナイトウミノワ

ナイトウミノワ

twitter flickr facebook google+ instagram

映画と球体関節人形が好き。SF映画とコメディ映画、アクション映画、おじいちゃん俳優好き。

カテゴリ
RSS
ブログの内容を気に入って頂けましたら、RSSリーダーの登録をよろしくお願いします。
RSS
おすすめ映画
月別アーカイブ
リンク
その他
無料ブログ作成サービス JUGEM