モアナと伝説の海/すべては、仲間のために。

モアナと伝説の海

モアナと伝説の海Moana/監督:ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ/2016年/アメリカ


マッドマックス 怒りのアクア・ロード!


TOHOシネマズ日劇 スクリーン1 J-17で鑑賞。

あらすじ:島に心を返したい。

キャスト(声の出演)
  • アウリー・クラバーリョ
  • ドウェイン・ジョンソン
  • レイチェル・ハウス
  • テムエラ・モリソン
  • ニコール・シャージンガー

ネタバレしています。特に注意書きはしていません。

おすすめ
ポイント
完全に『マッドマックス 怒りのデス・ロード』オマージュのシーンがあってアツいし笑いました。
今作に『マッドマックス 怒りのデス・ロード』オマージュが在ることは明言されていて、


本気か?と思いながら見に行ったら本気だった。

ディズニープリンセスシリーズ、特に『リトル・マーメイド』からこちらに、一貫して描かれていると思われる「自分はこんなところでくすぶっている人間ではない」というモヤモヤから物語は始まる。
そして、歴代プリンセスと同じく、モアナもまた自分の本当の居場所を見つけることになる。彼女は村の環境そのものには基本的に満足しており、降って湧いた災難(作物の病気と不漁)を解決するため旅に出る。彼女の「本当の」居場所は平和な村であり、また、海でもあった。そして彼女は自分の役割、元は与えられた役割であったのだが、「本当の」役割を受け入れることになる。自分は自分である、という強い意志を持って。


「少年漫画感」とは言ったが私は漫画を読まないため何がそれに当たるのかはハッキリ言えない、ともかく、仲間とファミリーのために戦う。特殊能力もある。
選ばれた人間であることに対する自信と、果たして自分は託されたことを成し遂げられるのかという不安。託されたと書いてしまったが、モアナは自分で「島に心を返す」ことを決めて行動しており、神託のようなものを受けたわけではない。おばあちゃんは道筋を作っているが、その道を歩むかどうかはモアナ次第である。

村を救うため、島に心を返す」という超絶シンプルなストーリーに、ダイナミズムに溢れた人物描写とのびのびとした歌が素晴らしい。予告で使われていた歌が好みだったので、もし1度きりの登場だったら寂しいなと思っていたら、何度も聞けて嬉しかった。

モアナとマウイは友人にはなるが、恋愛関係にはならず、また、最終的にマウイはモアナの元を(平和に)離れる。また会おう、くらいの感覚で。彼らは対等な関係を築き上げている。圧倒的にマウイの方が力もあるし、なにせ半神半人なのだから、海のお師匠さんぶってもいいところを、そうはしない。気を使ったバランス感覚だなということと、その気遣いが全面に押し出されすぎて目立つようなことのない作りが素晴らしい。

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