イット・フォローズ/よくぞこの設定でやりきった

イット・フォローズ

イット・フォローズIt Follows/監督:デビッド・ロバート・ミッチェル/2014年/アメリカ


ゾンビ映画の亜種っぽさもありつつ。


マスコミ試写で鑑賞。ホラー映画が苦手なので、ビクビクしながら見に行きました。おもしろいとは聞いていたのですが、お笑い要素はないよと言われ、ううっどうしようと、悩みつつですね。

あらすじ:なんか憑いてくるんですよ。

あらすじは、おおよそこの1行で事足りるのでした。とにかく付いてくる。やめてほしい。


ネタバレはありません。

おすすめ
ポイント
基本設定がおもしろすぎて、基本設定=ネタバレ、みたいになってます。
ついてくる「それ」は、人に「移す」ことが出来るんだけれども、移し方が面白いんですよ。もし自分が、この脚本もらって撮れって言われたら確実にコメディにしてしまうだろうなあという、やり方です。移された女の子が主人公で、移されたら死んでしまう、じゃあすぐにでも次に移すかというと、これがなかなかそうもいかないため、友達となんとかして「それ」をやっつけようとする。友達優しいね。

「それ」は「憑かれたことのある人」にしか見えない。なんだけど、ある方法をもってすれば見えるのです。このへんとか、冒頭に出てくる死体とか、トンチキ感あります。これねR15ですが、死体がっていうより別の部分で指定入っている気がしますね、死体もですけれども、つまりエロ方面ですね。えっ? そう、そうなのよ。おっぱいは出ません。残念ながら。最近、指定が入る基準わからないなーってなってて、それについては別で書きます。

ゾンビ映画の亜種」って言ったのは、「それ」の動きが遅いこと、「ひと」の形をしていること、そして感染するってあたりでですね、思いました。そして一番、これはいいなあと思ったのが、結論が出ないんですね、これネタバレですかね、まあいいか、出ないんです。プレス見たら「わかんないことはわかんないままでもいいと思った」って監督が言っていて、うん、このへんが活きてくるひとつの要素として、この映画、時代設定が特にいつと限定されていないんですね。近未来もしくはパラレルワールドっぽい。そのあたりはガジェットで表現されています。かぎりなく現代に近いんだけれども、現代というには違和感のあるモノひとつで、いつのどこなのかが良くわからなくなっている、そのモノが物語上で重要かというと、そうでもない。サラッとしてる。このへん非常にうまい。

タランティーノ絶賛とのことですがどうやらタランティーノ、「そこまで褒めてない」って言っていたみたい。悪いところもあると。当然といえば当然でもあります、完全に完璧な映画ってそうそうないですからね。

photo
イット・フォローズ [Blu-ray]
ポニーキャニオン 2016-07-06

by G-Tools , 2016/06/21

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