フューリーFURY/監督:デヴィッド・エアー/2014年/アメリカ
平和のために、今はただ、人を殺す。
TOHOシネマズ日劇スクリーン1、K-18で鑑賞。
スルー予定でしたがシャイア・ラブーフが出ているので見ました。
あらすじ:戦争です。
連合軍がナチス倒そうとしてて、戦車に乗ったウォーダディー(ブラッド・ピット)とバイブル(シャイア・ラブーフ)とゴルド(マイケル・ペーニャ)とクーンアス(ジョン・バーンサル)が男臭くしているところへ新人ノーマン(ローガン・ラーマン)がやってきました。
※ネタバレはありません。
- おすすめ
ポイント - とにかく人がばちゅんばちゅん弾け飛ぶので楽しいです。爽快感のある死にっぷりではないけれどね。ブラッド・ピットのお父さん感よ。
シャイアけっこう好きなのですが、今年のはじめから頭に袋かぶったり俳優辞めるって言ったり、と思ったら今作出てるし(去年撮ったんだろうけど)次は役作りのために顔を切るとか言ってて大丈夫かと思うし、スティーブン・スピルバーグの秘蔵っ子って言われてたのに一連の出来事でスピルバーグがシャイアをまったく助けようとしないところ本当スピルバーグは人情味がなくて面白いな。
で、シャイア・ラブーフ、なにかとうるうるしていましたね。ちょっとよだれもたれていた。お前、顔、汁っぽいぞ。
ストーリーは、あってないようなもので、任務です、行きます、殺します、基本これだけなんですよね。
ドイツ女に、これからどうするか聞かれて、次の街を侵攻する、終わったらその次、と答える。戦争はそのうち終わるとは思ってるし、終わらせるとも思ってるけど、やれることは人殺しだけなんだよ。
で、ブラッド・ピットがお父さんっぷりを遺憾なく発揮し、新人童貞ノーマンくんが嫌だ嫌だと言いつつがんばる。たいそうがんばって人を殺します。なぜなら戦争だから。
うん、お話自体にはわたしはね、惹かれるところはないのです。強い強いブラッド・ピットが恐怖心を口にするところは好きですね。反戦プロパガンダや、アメリカ礼賛要素がなかったのは、いいと思います。
わたし兵器のこと全然わからないんだけど、ドイツとアメリカで弾道? の色がライトセイバー並にまったく違うのでわかりやすいなーと思ってましたね。
残酷描写はハンパなくて、べっちゃべっちゃの死体がいっぱい出てくるのはね、たいへん良いと思います。あるキャラクターの死に様だけはちょっとキレイすぎた。それまで散々、戦車で頭潰したり手足や頭ふっ飛ばしたりしていたのになー、あのキャラクターの顔がぐっちゃりしていたら最高であった。