300<スリーハンドレッド>〜帝国の進撃〜300: Rise of an Empire/監督:ノーム・ムーロ/2014年/アメリカ
むしろ、エヴァ・グリーンがいなかったら、どうにもならなかったのでは…
ユナイテッド・シネマとしまえんスクリーン5、F-13で鑑賞。
前作「300<スリーハンドレッド>」は大好きです。
あらすじ:エーゲ海で殺し合い。
テミストクレス(サリヴァン・ステイプルトン)はスパルタの王レオニダス(ジェラルド・バトラー)が死んだっていうんで俺らもがんばろうぜって言ってアルテミシア(エヴァ・グリーン)と戦います。
クセルクセス(ロドリゴ・サントロ)はお風呂に入ってきれいになりました。
※ネタバレはあるようなないような。ネタバレと言っても…っていうタイプの映画かなとは思います。あんまり褒めてないですね。
- おすすめ
ポイント - 久しぶりに血がびゅうびゅう出たり首や手足が飛びまくる映画を見てにこにこしましたね。
あと、エヴァ・グリーンのおっぱい。エヴァ・グリーンがんばり映画でした。
- ソース:Texas Man Killed Following Argument About "300: Rise of an Empire" - National News - ABC News Radio
あとは最初、クセルクセススピンオフと聞いていたのと、原作が「Xerxes」なのでね、クセルクセスメインのお話かなーと思っていましたが、お風呂入ってきれいになったっていうのが一番の見どころで、それ以外は偉そうに立ったり座ったりしているだけだったので、ちょっと残念でした。
前作、あれだけとんでもない乗り物に乗って登場したから、今作はそれを上回るか? と思いきや、馬だった。馬かあ…。
アクションはいいんですよ、船がどかーん! って爆発するのもいい。この映画でアクションとかの派手な部分がダメだったら、もうどうにもならないので、そこは気合入ってるなっていうのわかる。ただ、前回の敵があれだけ魑魅魍魎ぞろいだったのと比べると、どうしても地味だなと。
主人公にカリスマ性がないんですね。これがたぶん致命的なんだと思います。仲間の、親子の物語は前回もありまして、今回もありますが、それについてもいまいちだったなあ。
むしろエヴァ・グリーンの方にカリスマ性がある。かっこいい。ペルシア帝国寄りの描写が多いしね。原作でどうなっているのかは知りませんが、それならそれで、やっぱりクセルクセスさんをもっと押し出して欲しかったなあ。
中盤、エヴァ・グリーンの突然のおっぱいが潔くて偉い! しかし主人公、それやったら状況がもっと悪くなるのわかってるでしょう、バカかー! どの面下げて仲間のもとへ帰るんだ! って思ってたところに、仲間から『なんか収穫あった?』とか聞かれちゃってて、わたし思わず吹き出してしまいました。
というわけで、お話、とくに主人公側の物語に盛り上がりが欠けていて残念でした。
真似したいセリフがある映画はいい映画、って思っていて、前作は『This Is Sparta!!!』がありました、ちょう盛り上がるよね。ああいうの、欲しかった。あんまりね、前作が良かったからって比べてどうのこうの言うのは、良くないとは思うのですが、今作についてはどうしても言っちゃいますね。
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by G-Tools , 2014/09/02