X-MEN:フューチャー&パスト/望まぬ世界、強い意志

X-MEN:フューチャー&パスト

X-MEN:フューチャー&パストX-Men: Days of Future Past/監督:ブライアン・シンガー/2014年/アメリカ、イギリス


もしもこの世を、変えられるのなら。


ユナイテッド・シネマとしまえん、F-11で鑑賞。2D字幕です。

X-MEN:フューチャー&パスト

あらすじ:過去へ行って未来を変えます。

ミュータントが滅びかけてて困ったプロフェッサーX(パトリック・スチュワート)とマグニートー(イアン・マッケラン)が、ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)に『ちょっと過去行ってなんとかしてきて』って言います。

ネタバレしています。
相変わらず予告回避していましたが、日本版の予告ってたいしたこと言ってないんですね。
というわけで、これは予告から解る以上のことはすべてネタバレという扱いになりますので、今回ネタバレしかしていません。


おすすめ
ポイント
クイックシルバー!!! 途中から泣きすぎて酸欠になりました。映画終わっても立ち上がれなかったですね。おすすめです。泣いたから、というわけではなく。
わたしが今まで「X-MEN」シリーズに関して言ってきた、『マイノリティ差別、ゲイ差別の物語である』という点については、今作はそこまで組み込まれていないと思います。
もちろん、『ミュータントは排除せねばならん』というのはありますけれども、差別というよりは人間に対する脅威、人間を滅ぼす害悪として扱われているんですね。それを差別というならば、差別なのだと思うのですが、ちょっと置いといていいですか。
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X-MEN:フューチャー&パスト

ミュータントであることのつらさ、については、チャールズ(ジェームズ・マカヴォイ)が一手にそれを引き受けていて、初登場シーンからもう、よろよろなんですよ。そりゃパトリック・スチュワートも『あのとき…僕ら大変だったから…ウルヴァリン大丈夫かな…』って言いますよ。

あんな状態のチャールズを献身的に支えるハンク(ニコラス・ホルト)は、自分が開発した薬のせいで彼がああなってしまった、という責任も感じているのだろうなと。ハンクは真面目な子だからね。いい子だね。

クイックシルバー(エヴァン・ピーターズ)は最高ですね! もうあれはもうね、かっこいいわ。素敵よ。


X-MEN:フューチャー&パスト

エリック(マイケル・ファスベンダー)がチャールズに『今までのことは全部謝る』って言ったところから、わたしもうずーっと大泣きしていて。彼らについては、『共通の敵』そして『ふたりが守りたいもの』が存在しない限り、一緒に居ることは出来ないのだな、というのがほんとうにせつない。

泣きまくっていたのは、彼らの関係性についてだけではなく、ウルヴァリンがチャールズに『我々を導いてくれ』と言うところとか、チャールズとプロフェッサーXとの会話とか、もう、多すぎてね、次から次へと来る。ハンドタオルずぶ濡れでしたよ誇張でなくて。


X-MEN:フューチャー&パスト

泣いてしまうと、問題なのは、酸欠になって思考能力が大幅に低下するので、自分がなにについてどのように感じ考えたのかを、ひとに伝えるのが難しくなってしまうことです。

ミスティーク(ジェニファー・ローレンス)は、1973年の現状を変えようとしている。その意志は強く、チャールズの説得も受け入れられない。「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」の結末を経ての現状なわけですからね。

そうそう、アザゼルさんまで死んじゃったっていうのはびっくりしましたね。あの人最強だと思ってたのに…。バンシーに関しては、もう、さみしい。うう。うん、そりゃミスティークの考え、変わらないわ。


エリックもチャールズも、彼女を守ろうとしているのに、伝わらない。それくらいの意志の強さだし、彼女には、自分の行いによって起きる未来など想像できない。人をひとり殺すことで世界が良い方へ変わるのであれば、彼女がそれをしようとするのは当然ともいえるでしょう。散々迫害されてきた、"だから" ひとりくらい殺したっていいじゃないか、というのでは、ないんだよ。

わたしは映画しか見ていないので、アメコミがどのような世界観にもとづいて描かれるものなのか知りませんから、あとで人に『それはねちょっと違うんだよ』と指摘されてしまいましたけれども、ともかく、思ったことを最後に書いておきます。

わたしね、あのラストによって「X-MEN: ファイナル ディシジョン」の大惨事をうまく回避したなって思ったんです。いいハッピーエンドだなぁ。

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