キリングゲームKILLLING SEASON/監督:マーク・スティーヴン・ジョンソン/2013年/アメリカ
ロバート・デ・ニーロとジョン・トラボルタがたいへんなことになります。
試写会で鑑賞。公開は2014年1月11日です。ショウゲートの試写室は椅子の座り心地がすばらしい…。
監督は「ゴースト・ライダー」シリーズの人ですね。
中黒以外まったく同じ邦題の「キリング・ゲーム(原題:Arena)」というのがありまして、ビデオスルーなこともありわたしは未見ですが、そちらはサミュエル・L・ジャクソンとかケラン・ラッツとか出ていて、やっぱ戦うらしいです。
あらすじ:デニーロとトラボルタが山の中で一騎打ち。
退役アメリカ軍人のロバート・デ・ニーロが山の中でのんびり暮らしてたんだけど、そこへ元セルビア兵士のジョン・トラボルタがプンスカ怒りながらやってきて、殺し合いになっちゃいます。
※ネタバレはありません。
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- おすすめ
ポイント - 85分!短い!(91分という記述がされているサイトもあり)。
デニーロもトラボルタもたいへんな目に遭います。そりゃもうたいへんです。
他サイトを見るとアクション映画にカテゴリされてますが、戦争についての物語なので、こちらでは戦争映画カテゴリに入れました。
キリングゲーム - Wikipedia を見たら「プロジェクトは当初、1970年代を舞台とした『Shrapnel』というタイトルであった。当時は『フェイス/オフ』以来となるジョン・トラボルタとニコラス・ケイジの共演が企画され」とありまして、それ見たかったな!
でもデニーロとトラボルタ初共演でいきなり一騎打ちっていうのニコニコしちゃいますね。
ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争がベースになっておりまして、不勉強ですのでこの紛争に関して下手なことは言えないですが、映画見ていれば概要はわかります。
その、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争によってデニーロに恨みを抱いたトラボルタが、18年かかってデニーロを探し出し、『てめーの罪を懺悔しやがれ、この野郎』と脅すわけですな。
ほぼこの2人しか出てこないですね、大自然の中で追いかけっこしたり拷問したりします。
この拷問シーンがなかなかにえげつなくてですね、痛い! 痛いよ! レモンとかやめてよ! 拷問メインだと思っていただいて。やられたらやり返す!
デニーロもおじいちゃんだから、山の中で追いかけっこして殺し合いとか無茶だよな〜と思ってたら、そこはやっぱり考えられておりまして…。
肝心のシーンでなにをしてるのかが映像的にハッキリわからないのが残念ですね。あ、血は出ます、傷口もだいぶ痛い感じに。すげえ痛い。
戦争が起因する復讐でのマジな一騎打ちだと、(1)デニーロが死ぬ (2)トラボルタが死ぬ (3)相討ち の三択になってくるわけです、さあどうなるかということですが、それはご覧になって確かめて下さい。
戦争を忘れたいデニーロと、忘れられないトラボルタ、そして戦争は世界中で今も行われている。宗教も絡んできていますので、このあたりは、お詳しい方にお任せしたいところですね。