オールウェイズ(三丁目でない)

オールウェイズ/Always

オールウェイズAlways/監督:スティーブン・スピルバーグ/1989年/アメリカ


幽霊になって、彼女を見守ります。


戦火の馬」予習のためのスピルバーグ週間ですよ。今回の「オールウェイズ」は1943年のアメリカ映画「ジョーと呼ばれた男」のリメイクです。わたしこの映画のことぜんぜん知りませんでした。

オールウェイズ/Always

あらすじ:死んでしまったけれど彼女を見守ります。

山火事消火の作業中に事故死したパイロットのピート(リチャード・ドレイファス)は、青年パイロットの守護霊として現世に舞い戻る。ところが、自分の恋人ドリンダ(ホリー・ハンター)と青年がイイ仲っぽくって…。

ネタバレしています。


おすすめ
ポイント
オードリー・ヘプバーンが最後に出た映画です。
オールウェイズ/Always

なかなか「愛している」って言ってくれない彼氏がふとしたはずみで死んじゃって、幽霊になって、彼女のところへ行って…というと、1990年の「ゴースト/ニューヨークの幻」がまんまおんなじような話ですね。「ゴースト」と「オールウェイズ」を比べるとしたら「ゴースト」の方が知名度が高いと思うのですがどうでしょう。

内容が似ているのであれば、「オールウェイズ」のほうが1年はやく公開されているし、こちらの知名度が高くても不思議ではないのですが…。


オールウェイズ/Always

姿が見えないリチャード・ドレイファスホリー・ハンターと踊るシーンなんかはすごくいいし、コメディ調のシーンもよいし、オードリー・ヘップバーンも出ているのに、なぜだろう? と思うんです。

それでひとつには、ホリー・ハンター側のしんみり感がそれほど強くない、まあたしかに泣いたりはしますけれども、新しい恋へ向かって行こうとしているのが見て取れるっていうところがあるのかなっと思うんですね。恋人の死を乗り越えていくのは必要なことなので、それが違和感だったりするというわけではないのですけども。


オールウェイズ/Always

それから、二人をつなぐものが飛行機っていうところなのかなあと、陶芸と消火活動だったら陶芸のほうがロマンチックだからね(笑)。おなごがキュンとくるロマンというかね。うん。消火活動は女の観客に受けないのかも。

自分の仕事のやりかたに異を唱えていた恋人が、彼女自身の選択によって、自分と似たような行動を取る、この行動に、死んでしまった自分の判断というのは介在していないわけです。彼の言葉を彼女が『自分の考えのように』感じる、という設定であるので、仲間を助けるために行くべきだ、と言うことだってできた。


でも、彼女が本人の意志でそれを行った。わたしはここにぐっときたんだよね。ひとつにはわたしが、恋愛よりも仕事を選ぶ人間が好きなせいもあるんだと思うんです。ふたりは仕事によってつながっていた、彼の遺志は彼女に受け継がれているんだ、と思える。そういうのがね、いいんだよなー。

photo
オールウェイズ [DVD]
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2004-09-29
評価

by G-Tools , 2012/02/14

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2/20から実施しておりましたスピルバーグに関するアンケート、のべ189人の方にご協力いただきとても嬉しいです。コメントも、みなさまたくさん書いてくださってとっても楽しかったです。本当にありがとうございました! というわけで、結果発表をいたしますね。
  • 映画感想 * FRAGILE
  • 2012/03/05 12:18 AM
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