L.A.大捜査線 狼たちの街/この街で、生きて死ぬ。

To Live and Die in L.A./L.A.大捜査線 狼たちの街

L.A.大捜査線 狼たちの街To Live and Die in L.A./監督:ウィリアム・フリードキン/1985年/アメリカ


暴走刑事が暴走しまくります。


むちゃくちゃな刑事もの』『バディもの』ということで見てみました「L.A.大捜査線 狼たちの街」です。先日の「ブリッツ」がいまひとつで、そういえばむちゃくちゃ警官の映画って見ていないなーと思いまして、「ダーティーハリー」でもよかったのですがバディものが好きなので。

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あらすじ:相棒を殺されたので復讐します。

冒頭のさ、テロリストが爆死するシーンからして、なんか、えっ…って、えっ、ちょっとえげつなくないすか? 主人公チャンス(ウィリアム・ピーターセン)と相棒ジミー(マイクル・グリーン)の関係について説明するようなシーンのはずなのに、爆死したテロリストの肉片かぶって嫌な気持ち…みたいなかんじで、あれ、なんかこの映画ヘンだぞ、と思うわけです。

ネタばれしています。


おすすめ
ポイント
町山智浩さんがフリードキン監督作の中ではベストとおっしゃっています。
とんでもない人しか出てこなくて大変です。
To Live and Die in L.A./L.A.大捜査線 狼たちの街

全体的には硬派な雰囲気で物語は進んでいくんですが、チャンスは捜査に行き詰まるたび女を脅しては情報をしいれるようなダメなやつなんですね。

彼が追っているのは偽札団なのですが、おとり捜査をして証拠をつかむ! と乗り込んでいくものの、資金不足で「ちょ、ちょっと取引は待ってちょうだいね…」って言い出してしまう。


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かっこつけてるけどダメだな弱いな〜っと思っていたら、「悪いやつが盗品を買うために大金持って来るらしいから、そいつを襲って、お金奪えばいいんじゃね?」とか言い出して我が目を疑いました。

だって盗品買うためのお金なんだから、奪ったっていいし、奪うことで犯罪を未然に防げる!」ってちょっと待って、え、待ってよ…。わたしを置いてかないで…。


To Live and Die in L.A./L.A.大捜査線 狼たちの街

目的と手段がごっちゃになっているばかりか、何が犯罪にあたるのかすらわからなくなっているありさまですよ。ああ、こういう人のことを「気が狂っている」って言うんだ!

しかも誰の言うことも聞かないから、まさに暴走。もう、基本大失敗ですからね、ああ、この人が自分の身近にいなくてよかったな、って思います。どう関わってもぜったいにめんどうくさい。


でさ、後半で主人公が、志半ばで死んじゃうわけ、えー! ってなるよね。えー! ちょっと待ってよー! ラストも、ほんともうびっくりしちゃってさ。性悪説なんだなって思うんです、いい奴なんかいない。世の中、いいヤツなんか、ひとりだっていないんだよ! という絶望感が残ったのでした。ああ、とんでもない映画だった…。このとんでもなさはおすすめです。

photo
L.A.大捜査線/狼たちの街 [Blu-ray]
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2010-07-02
評価

by G-Tools , 2011/11/15

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