カナザワ映画祭2011 フィルマゲドン供,帽圓辰討たよ

カナザワ映画祭2011 フィルマゲドン

カナザワ映画祭2011 フィルマゲドン2011/9/16 - 23


9/16から9/20まで、金沢に行ってきました。ハードなスケジュールで有名なカナザワ映画祭。主催者が独特すぎるカナザワ映画祭。どこからこんな映画のフィルムを借りてきたのかとただただ驚くばかりのカナザワ映画祭。去年はテーマが「ホラー」だったため怖がりのわたしは諦めたのですが、今年は「暴力」なので安心して参加してきました。見た映画は、「カランバ」「マンソン 悪魔の家族」「アンディ・ウォーホルのBAD」「へんげ」「先生を流産させる会」「炎/628」「アメリカン・バイオレンス」「マンディンゴ」です。

9月16日(金)

カランバDolce e selvaggio/監督:マリオ・モッラ、アントニオ・クリマティ/1983年/イタリア


カランバ/Dolce e selvaggioオープニング野外上映は「カランバ」。直前に雨が降り始め、屋内での上映になるのか? と直前にはアタフタしていたようですが、結局雨天決行となりました。
上映中に止んだので良かったですね。

映画のほうはですね、モンド映画というやつですね。
ドキュメンタリーのふりをして実際はめちゃくちゃなことをてきとうに、そしてチラシなどの文句だけは実におもしろそうに煽るというジャンルのようです。

人間は優しさと残酷さを持つのだ」と結論を先に言いますし、構成が単調ですので飽きます。1時間で飽きましたね…飽きてちょっとうろうろしていました。

女にはたいへん甘いです。甘いと言うか、おっぱいをだしたり股間をしつこく映したりしています。

戦争などの死体は平気で見られるのですが、動物を殺すようすは実につらい。特に、ダチョウの羽根を生きたままむしり、首をぼきっと折って殺すようすは見ていられませんでした。動物はだめ!
ナレーションがいちいちおかしいのでバカバカしいのは良いのですが、こういうのはあまり好きでないなー。
やはり作り物がいいです。ドキュメンタリーでも動物が死ぬのはきついです。動物VS動物ならいいのです、食物連鎖ならいいのです。でも人間が動物を殺すのはダメだー。たとえ食肉用の家畜だとしてもダメです。

動物を地雷から守るために活動しているという、マイクとかなんとかいう男のようすもちょいちょい入ります。俺は昔は戦争で人を殺していたが、動物を救うために活動しているのだとかなんとか言います。
ラストはですね、交通事故で不随になった若い女が、猿に生活の手助けをしてもらって共存しておるのですというね、人間と動物は共存出来るのですよというね、そんなかんじにまとめております。

これらは完全にウソなんですけれども、なんか猿とか女とか出してなんとなくいいカンジにまとめておけばよろしかろうというね、浅ましいやり口でございました。モンド映画というのはそういうもののようです、よく知りませんが…。あと、下の引用文の中にある「ジープにゲリラの両腕をくくりつけ、腕を引きちぎる処刑」というのもウソです。そういうもののようです、モンド映画は。
新聞やテレビでは報じられない残酷な場面のみで構成された驚愕のドキュメンタリー。ジープにゲリラの両腕をくくりつけ、腕を引きちぎる処刑を記録した中東での映像はあまりにショッキングなため、ヨーロッパ各国で上映禁止となった。その他にはヒマラヤ奥地での鳥葬の儀式、プエルトリコでの高層ビルの間を綱渡り中失敗し地面に叩きつけられる瞬間などを記録。『グレートハンティング』のマリオ・モッラによる最後の作品。


9月17日(土)

マンソン 悪魔の家族ビデオ発売時タイトル「シャロン・テート殺人事件」/MANSON/監督:ローレンス・メリック/1972年/アメリカ


マンソン 悪魔の家族/mansonチャールズ・マンソンのドキュメンタリー映画です。
マンソンに死刑判決が下された直後に作られた映画のようです。

マンソン・ファミリーへのインタビューがメインです。でもサディは捕まっちゃってたみたいなのでほとんど出て来ません。ショットガンかなにかを持った3人娘へのインタビューが一番多いのではないでしょうか。
みんな、殺人を犯しているというのに堂々たる態度で調子のいいことばかり言っていました。

人を殺すのはいいことなのだそうです。神には愛がある、マンソンにも愛があるのでマンソンは神なのだとおっしゃいます。なにを言っていても全部、刷り込まれたことを繰り返しているだけなので、これね、話の通じない人ですね。もう、自動的にしゃべっているだけなんです。まあ、よくぞここまで洗脳したものだなあと感心します。

マリファナやLSDを与えていたようなので(ですよね、他の映画と混じっているかな?)、閉じ込めて薬を与えてセックスしまくって洗脳、カルト宗教の常套手段ですね。
と、まるで全部見たようなことを書きましたが、わたし、すごい寝ていたんです。半分くらい寝ていました。
構成が悪く、いつ起きても同じことを言っているんです。フィルムの状態も悪く、全体的に赤っぽいので飽きてしまう。こんな下手くそな映画でも、事件中に作られたという話題性があれば客がはいったのでしょう、当時は。日本公開はなかったですし、あったとしてもわたし生まれていませんので、珍しいものを半分程度でも見られたのは良かったです。そうそう、「ヘルター・スケルター」を「末世」と訳していました。
映画監督ロマン・ポランスキー邸に押し入り、当時妊娠中だったシャロン・テートをはじめ5人を虐殺したマンソン・ファミリーのドキュメンタリー。首謀者であるマンソンやそのファミリーへのインタビュー、記録映像のほか再現フィルムとイラストでも構成している。殺人事件の犯人たちによるインタビューが中心のため、字幕入りプリントまで用意されていたが、問題ありとされ日本公開は中止となったいわくつきの作品で、本国アメリカでも長らく封印中である。発掘された貴重な日本語版プリントによる上映。


アンディ・ウォーホルのBADAndy Warhol's BAD/監督:ジェッド・ジョンソン/1977年/アメリカ


アンディ・ウォーホルのBAD/Andy Warhol's BADアンディ・ウォーホル製作の映画です。ジャンルは何になるんでしょう。IMDBだとコメディって書いてありますね。なんでこんなふうに書くのかというと、わたし、すごい寝ていたんです。8割くらい寝ていました。残りの2割の記憶を頼りに、感想を書きますよ。

えーと、お金に困った若者が、エステサロンを経営しているおばさんちに居候して、仕事をもらいます。「俺は金に縁のない人間だから借金を返せない」とか言います。そこにはようやく離乳食に切り替わったくらいの赤ちゃんがいて、母親もいます。母親はおばさんと血縁関係があるらしい。
アンディ・ウォーホルのBAD/Andy Warhols BADそれでこの左の写真の女が…えーと、真ん中の女はエステサロンのおばさんじゃなくて、途中で怒って道に飛び出してなにかしてましたけれど、この真ん中の女はなんなんでしょうね。そもそも女なのだろうか。

となりにいる若い女ふたりは、エステサロンのおばさんから仕事をもらったかなにかしていたようです、ちょっとわかりませんが、悪い女です。それで、どこかの家の女が赤ちゃんを殺して欲しいとおばさんに頼んだりします。自分の赤ちゃんをですね。なぜだかわかりませんが、邪魔らしい。すごいてんぱってました。
アンディ・ウォーホルのBAD/Andy Warhols BADそれでそのてんぱった女が、あ、左の写真の女じゃないんですが、赤ちゃんをすぐ殺してくれと電話しているうちにいっぱいいっぱいになってしまって、自分で赤ちゃんを窓から投げ捨てて殺します。

そのあと、若者が、別の女から自閉症の子供を殺してくれと頼まれますが、決行出来ず依頼人に「自分でやれ!」とキレてほったらかします。赤ちゃんは殺しても自閉症児は殺さないんですね。

それで、おばさんが警官に殺されて、それを目撃していた左の写真の女がぎゃーって言って赤ちゃんをゴトッと床に落とします。このシーンでは劇場内が、ざわ…となっていました。
この映画、どうして寝ちゃったかというと、やっぱり構成がいまいちなんですね。なんかずっと人がしゃべっているだけなので…。その…メインのストーリーと関係あるのかどうかいまいちわからないことをずっとしゃべっていたような気がします。
ニューヨークの場末の美容院。そこは女だけの殺し屋たちが見境なしに殺人を請け負う裏の仕事を行っていた。赤ん坊を窓から放り投げる、観客で満員の映画館に火をつけるなど無法の限りを尽くす。ポップアート、実験映画の巨頭アンディ・ウォーホル企画・製作の度肝を抜くスキャンダル作品。


へんげ監督:大畑創/2011年/日本


へんげ:大畑創期待の日本新人監督、ということで、「へんげ」と「先生を流産させる会」の2本立てでした。

まず「へんげ」。旦那さんが調子悪くて、すごくすごく調子悪くて、身体が変形していきます。旦那さんの後輩が研究者なので、研究所送りになるんですが、旦那さん戻ってきちゃうんですね。それで奥さんがかくまっている。旦那さんのために人をさらってきたりします。
へんげ:大畑創なぜ変身してしまうのか、というのは「世界の総意」であると、それだけなんですね。よくわからないの。最後までわからない。前半は、なんだろうなあ、どういうことなのだろうなあ…と思っていたのでいまいち乗りきれなかったのですが、後半がね、すごかったです。

これ、もしかしたら公開されるのかもしれないのでネタバレは避けますけれど、旦那さんの大暴走により(おそらく)世界が崩壊してしまうという、そして世界の崩壊(おそらく)を、奥さんがなんの疑問も持たずに応援してしまうというですね、奥さんの無責任さがものすごいです。
旦那さんは「悪魔の毒々モンスター」みたいでした。特殊メイクもミニチュアもクオリティ高かったです。
おもしろかったなー。一番下に予告編を貼っておきます。
身体が不気味に変態するという奇病に冒された夫を手厚く介護する妻。どんどんと病状が悪化してゆくにつれ、誰も予測し得ない境地に到達し底知れぬ感動のラストを迎える、とある夫婦の愛の物語。音楽は『恐怖』( 高橋洋)や『接吻』( 万田邦敏) の長嶌寛幸。撮影は『怒る西行』( 沖島勲) の四宮秀俊。そして特技監督として『長髪大怪獣ゲハラ』の田口清隆が参加。ホラーもSFもアクションも特撮も丸ごと飲み込む、自主映画にあるまじき超巨大映画。


先生を流産させる会監督:内藤瑛亮/2011年/日本


先生を流産させる会(Lets-Make-the-Teacher-Have-a-Miscarriage Club)2009年に実際に起きた、中学生男子が妊娠中の教諭にいたずらをした事件をモチーフにしています。

こちらは、映画祭で見る前にDVDを頂いて家で見ました。感想は昨日アップしましたので、そちらをどうぞ。

先生を流産させる会/先生、妊娠してるんだよね。気持ち悪くない?
女子中学生たちが妊娠した担任を流産させるために給食に異物を混入した。日本で実際に起きた事件を基にした最凶の教育映画。衝撃のスプラッターミュージカル短篇『牛乳王子』でとてつもない才能と演出力を見せつけた新鋭・内藤瑛亮の最新作『先生を流産させる会』は極めて完成度の高い社会派娯楽作であり、パワフルなホラー映画としても一級の仕上がりである。


9月18日(日)

炎/628Come and See/監督:エレム・クリモフ/1985年/ソ連


炎/628/Come and Seeロシア映画です。ナチスドイツ占領下のロシアで、村が焼き討ちにあうという映画です。わたし、すごい寝ていたんです。9割くらい寝ていました。残りの1割の記憶を頼りに、感想を書きますよ。

えーと、少年が、パルチザンに入ると言うので、母親が怒ります。どうしてもと言うなら妹を殺してから行けとか言いますね。女の子2人はすごいかわいかったです。双子かな。で、パルチザンに入ると思うんですがこのあたりでもううとうとしていたので具体的なことは覚えていません。
炎/628/Come and Seeそのあと少年が少女と知り合って、キャッキャウフフします。それから少女を連れて家に帰るのですが、誰もいないんですね。部屋に人形が落ちています。人形かわいかったです。少年は、まだ温かいスープを飲んだりしています。少女は不穏な空気を読み取っています。逃げようと言うんです。

少女が少年の手を取って外へ走っていくと、家の裏には村人たちが殺されてごろごろと横たわっています。ナチに村が襲われたようです。少年と少女は走って、泥沼に入って行きます。もう、表面が完全に苔のようなもので覆われてしまった沼に、ずぶずぶ入っていく。
炎/628/Come and Seeこの沼、底に板とか張ってあったようにも思えないので、実に役者に厳しいなあと思いましたね。それで少年が…ええと、ちょっとおかしくなっているので、少女が困って…ええと、対岸に行き着くと、そこに人がいて…ええと…もう覚えていません。

そのあと、村人かなにかが集まっていて、人骨に泥をべたべた塗ってヒットラーを作って、道に置いたりしていました。

最後は、ナチが村人を教会のような建物に押し込んで、火をつけます。村じゅう焼き討ちです。
炎/628/Come and See火炎放射器でガーッと焼き払っていてひどいもんです。少年はナチにつかまって、頭に銃をつきつけられて記念撮影されたりしています。

ナチを手伝ったかなにかした人と、ドイツ人が、村人に殺されます。少女はレイプされ、少年は水たまりに浮かぶヒットラーの写真かなにかに向かって発砲します。ヒットラーの実際の映像が入ります。逆回しで入ります。ヒットラーがどんどん若くなっていって、しまいには赤ちゃんになってしまって、少年がすごい顔をしている。
炎/628/Come and Seeなんでこんなことをするんだと言われたナチが、「子供は成長して自分らを殺したりするから、子供のうちに殺さねばならんのだ」というようなことを言っていたんですね。赤ちゃんのヒットラーに銃を突きつけるっていうのが、少年にとって、自分はナチと大差ないんではないかと思ったかどうかわかりませんが、そんな感じもちょっとします。実際に成長した人に殺される前か後かで大きな違いはあります。やられてもいないのに先回りして子供を殺すのはいかんことです。
つるつるしていた少年が、最後のほうにはしわしわで、おじいちゃんみたいな顔になっちゃって、もうね、ほんとすごい、顔が。この映画、わたし寝ていましたけれど、たぶんすごく面白いと思います。
ナチス・ドイツに侵略された第二次世界大戦中の白ロシア。パルチザンの少年は、アジトをナチス武装親衛隊に襲撃され、故郷の村へと逃げ戻るのだが、そこでは惨劇が繰り広げられていた。納屋に村人を押し込めて火を付けるなどナチスによる暴虐を強烈に描く。628とはナチスに焼かれたロシアの村の数である。当時、実際に家を焼かれた人々がエキストラとして出演。
photo
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by G-Tools , 2011/09/15


アメリカン・バイオレンスViolence U.S.A./監督:シェルドン・レナン/1981年/日本、アメリカ


アメリカン・バイオレンスこれもモンド映画ですかね。これはね、ほとんど起きていました。アメリカはとてもとても良い国だけれど、同時にとてもとても恐ろしい国であることだよというお話ですね。

良い国パートは、マリンスポーツをやっている若者の楽しげなようすで表現されます。陳腐〜。で、恐ろしい国パートは、なんか、犯罪とか。最初のほう、犯罪者として出てくるのがほとんど黒人で、ちょっとこれ、偏向すぎませんかねえと思いました。

アメリカは、タバコを買うより銃を買うほうが簡単だと言います。車は免許がいるけれど、銃は免許がいらないのだと言います。そんなあほな。適当ですね〜。めちゃくちゃ適当ですね。あの、むかーしテレビでやっていたような、衝撃映像! みたいなののつぎはぎですね。司法解剖のシーンで死体めっちゃたくさん出てくるところあります。ああ、お腹のところはほんとに骨がまったくなくって内臓がつまっているんだなあと思いました。
そろそろ終わるかなと思ったら、シリアルキラーシリーズになりまして、テッド・バンディジョン・ウェイン・ゲイシーが出てきます。エド・ケンパーが自分語りしているところでちょっと寝ましたね…。あいつ、話長いんだよ!笑

大きい事件はたいてい写真なんかで知っているので、動画で見られてよかったです。まあ、それくらいですね。
いろんな事件の総括といった感じなので、ひとつずつは短いです。最後、ジョン・レノンで何となくいいかんじにまとめればいいと思っているような浅ましいやり口がですね、「カランバ」とまったく同じでした。
フランシス・F・コッポラ監督が「このような企画は今まで誰も考えてもみなかったし、取り上げもしなかった」と驚嘆したという本作は、アメリカの暗殺事件や無差別大量殺人、連続殺人事件(テッド・バンディ、エドモンド・ケンパーなど有名連続殺人鬼が大挙登場)など、大国の裏にある暴力の実態を生々しい映像で記録したドキュメンタリーである。製作スタッフはK・K・Kからの脅しにも屈せず本作を完成させたという。


9月19日(月)

マンディンゴMandingo/監督:リチャード・フライシャー/1975年/アメリカ


マンディンゴ/Mandingoえーと、そろそろお分かりかと思いますが、これもわたし、すごい寝ていたんです。7割くらい寝ていました。残りの3割の記憶を頼りに、感想を書きますよ。

えっと、金持ちで足が悪い白人男がいます。奴隷の黒人娘とセックスしている。黒人は臭いからよく洗えとか言います。黒人は人間以下なので、奴隷市場で競りにかけられたりします。ドイツ人のおばさんが、ひとりの黒人青年のおちんこをもみもみして、あらあこれはいいわねえとか言う。で、買おうとしていたところを、足の悪い白人男が競り勝つんですね。これはめずらしい黒人、マンディンゴ族だから、おとうちゃんが喜ぶぜとか言う。

白人男は嫁さんをもらいます。おうちの関係でもらった嫁さんです。きれいなドレスを買い与えたりしている。嫁さんはそこそこ浮かれています。
マンディンゴ/Mandingoでも、初夜の後、白人男は怒り出します。「お前処女じゃないだろ!」と怒鳴ります。女は「違う、違うの〜!」わたしは処女を守ってきたと泣き叫びます。

それで、白人男は黒人娘といちゃいちゃして、えーと、黒人奴隷どうしがケンカして、えーと、あ、黒人娘の衣装がすごくかわいかったです。

それから、嫁さんが出産するのですが、どうやらマンディンゴ族の青年との間に出来た子供だったらしく、白人男がぶち切れて嫁さんに毒を飲ませます。嫁さんは「あなたと黒人娘との仲に嫉妬したの…」などとおっしゃっていました。
マンディンゴ/Mandingo白人男は黒人青年を呼び出して釜に湯を沸かさせ、三叉になっている農具でブスブス突き刺します。で、茹で殺してしまいます。黒人青年は「私は旦那様を尊敬していました、旦那様は白人だけれどまともだと思っていたのに! 私は旦那様の言いつけをずっとちゃんと守っていたんです」などと叫んでいました。

あ、それから、もうひとりいる黒人奴隷が、白人男のお父さんを撃ち殺します。あれ、このシーンの前か後か忘れましたが、黒人奴隷が縛り首になるシーンで「俺が死んだら白人どもは俺のケツをなめやがれ!」とおっしゃいますね。いちおう黒人も、やられるばかりではありませんでした。
最後は、「この10年後に南北戦争が始まる…」などというナレーションが入ります。この映画は、たぶん面白いと思います。ひどい話です、鑑賞直後のわたしのメモには「なんで作った」と書いてありました。面白いか面白くないかとは関係なく、何のために作ったのだろうというか、いや、なんのためでもなく作ってもいいのですが、なんでしょうね。

これ、俳優はどういう気持ちでやっていたのでしょう。やられる方もやる方も、自分の中にある人種差別的なあれこれが煮詰まってしまいそうです。見る方もね、黒人はいい気分ではないでしょうし、白人も、まあKKKみたいなのは別として、あまりいい気分ではないでしょう。ひどいですが、面白いと思います。たぶん…。
アメリカ南北戦争以前。南部の牧場の跡取り息子は名家の娘と結婚するが、初夜で彼女が処女でない事を知る(相手は彼女の実の兄)。そのショックから彼は美しい黒人の奴隷娘に溺れる。そしてその妻は奴隷の逞しい黒人青年の肉体に溺れ、黒人の子を産むがその子は売られてしまう。人間としてではなく家畜同然の扱いを受ける奴隷の暮らしなど、近親相姦や奴隷に対するショッキングなリンチ・シーン(吊るし上げ、鞭打ち、釜茹でなど)を交えて描くアメリカ暗黒史。公開当時アメリカでは不敬過ぎるとしてカトリック協会から非難された。
photo
マンディンゴ [DVD]
IVC,Ltd.(VC)(D) 2011-02-25

by G-Tools , 2011/09/15



カナザワ映画祭2011 フィルマゲドン供,帽圓辰討たよというわけで、8本見たうちで一瞬たりとも眠らなかったのは2本だけというありさまでした。不覚が過ぎる。
そんな状態でしたけれど、たぶん一番おもしろいのは「炎/628」だと思います。

なにかと寝てしまった理由はなんとなくわかっていて、わたしは環境が変わるとなかなか寝付けなくてつらいため、期間中は普段飲まない睡眠導入剤を飲んで寝ていたんですよね。それでたぶん、薬の血中濃度が下がりきっていなくて、暗くなると眠くなっちゃっていたのではないかと…思うんです…わからないが。

映画を観る以外のときは、とにかく魚を食べていました。魚おいしい! 東京に戻ってくると、しばらくは魚を食べる気になれません。

それから、Twitter金沢オフに参加してきました。普段お会いできない方とお話できて楽しかったです。みなさん、どうもありがとうございました。

来年は寝ないようにしたいです、ほんとに…。
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見たんですけど、なんかどうも感想を書く気になれないなあ…という映画がいくつかあります。そういう映画の感想を、一気に書いてみようと思います。サルベージ企画第4弾です。ついこのあいだ第3弾をやったばっかりですがね、しょうがないです。 今回は、「ザ・グリー
  • 映画感想 * FRAGILE
  • 2011/11/04 12:51 PM
おじいちゃん映画
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