マイティ・ソー/神様、そちらのゴタゴタを地球に持ち込まないでください

マイティ・ソー(Thor)

マイティ・ソーThor/監督:ケネス・ブラナー/2011年/アメリカ


マイティ・ソーはマーベルのスーパーマンですね。


マイティ・ソー(Thor)友人に、ユライアンというちょっと変わった名前のバカのアメリカ人がおりまして、どれくらいバカかというと峰不二子が骸骨に犯されている図案のタトゥーをいれているくらいバカなんですけれども、「マイティ・ソー」アメリカでの公開日にパーティー用のバイキングのヘルメットをかぶり段ボールにアルミホイルをまいて作ったハンマーを掲げ、いそいそと映画館に出かけて行ったんです。バカです。いい大人がなにをやっておるのか、いい大人をそのような奇行に走らせてしまうマーベル・コミックはなんと罪作りなことか、いやそもそもマーベル・コミックがどうのというわけでなく単にユライアンが阿呆の子だからというだけなのかもしれません。

ユライアンのブログ
BROWNTHATBANANA
マイティ・ソー(Thor)

左の人はデストロイヤーの変な動きを現しているらしい。わからんよ!

あらすじ:神様の国でめちゃくちゃやったソーが、お父さんに怒られて地球へ落とされてしまいます。

ネタバレしています。


おすすめ
ポイント
もっと裸のシーンがあっても良かった、むしろシャワーシーンをいれるべきだったと思わざるをえないクリス・ヘムズワースの筋肉美と無邪気な笑顔。
マイティ・ソー(Thor)地球へ追放されたソーさん。最初はなにがなにやらわからないため暴れたりしますけれど、ジェーン(ナタリー・ポートマン)に「ものを割ったりしないで」と注意されると「うん、わかった!」とめちゃめちゃ素直に聞き入れます。順応力高い。

ソーさんはバカというか素直な子供みたいなもので、その素直さゆえに神の国ではゴタゴタを引き起こしてしまうわけです。なぜこの順応力を神の国で発揮しなかったのかソーよ。と思いますが、まあいいんです。子供には、大人の事情とかわかんないから。
マイティ・ソー(Thor)一方ロキ(トム・ヒドルストン)はかわいそうな子でさ、大人の事情を一手に引き受けてしまったようなものですし。もうなにもかもがソーへの嫉妬心なわけね。わざわざ地球まで会いに行ってお別れ言うあたりもね。兄ちゃん帰ってきたと思ったら様子がヘンだから、ついつい女の存在を疑ったりしてね。おにいちゃんのバカ! おとうさんのバカ! キーッ! ゆるせない!
マイティ・ソー(Thor)オーディンさん。アンソニー・ホプキンス。大人の事情を作っちゃった。作品によってやる気があったりなかったりとムラの激しいアンソニー・ホプキンスが、今回はわりとちゃんとやってるなあっと思っていたら、途中で「息子が面倒を言うのでわしは寝るのじゃ」とばかりにスヤスヤおねんねしてしまいびっくりしましたね…。

オーディンさんはシーンに応じてアイパッチや鎧の色が変わってて、なかなかおしゃれさんでありました。
マイティ・ソー(Thor)わたしがソーをスーパーマンっぽいなあっと思ったのは、飛んでいく様子もそうですけれど、アスガルドのお友達のみなさん(浅野忠信とか)が地球に来たばかりのシーンがね、ゾッド将軍が地球に来たときにそっくりだったんです。これはたぶんたまたま場所的にも似てたっていうだけなんだろうと思うんですけれども。

それからやっぱり、この物語で描かれる揉め事は基本的に人間には関係のないことで、人間はとばっちりを受けているだけというのがですね、スーパーマンっぽいですよね。「トランスフォーマー」もそうですけれどね。
マイティ・ソー(Thor)あとはジェーンとの関係ですね。ロイスはスーパーマンにあっという間に惚れていましたが、ジェーンも同じくあっという間にソーに惚れてしまう、まあロイスほど露骨ではないけれども。そりゃあねえ、あれだけいい身体してて笑顔も可愛かったら誰だって惚れますよ。相手は神だ身の程を知れと言いたいものですが、惚れてしまうのはしかたないです。
マイティ・ソー(Thor)これね、最後、ソーが地球に行くかどうかわからないところで終わっているのがすごくよかったですね。

紀元前935年だかなんだかに神の国でもめもめしてて、ソーが追放され地球に落ちたら地球では2000年代なので、神の時間と人間の時間にはものすごい開きがあるんですね。だからラストでもし地球へ行ったとしても、ジェーンたちは死んでしまっている。物語の進行度合いは地球も神の国も同じでしたけれど、それは都合上しかたのないことなのでいいんです。
マイティ・ソー(Thor)わたしはスーパーマンでもそうですが、神のような者が人間の女に恋をするのがすごく嫌なんですね。もともと人間だった者がスーパーパワーを身に付け、同時に自信をつけて、好きな女にアタックしていくのは良いんです。成長が見られるから。
でも元々スーパーパワーを持つ者が、人間の女なんかと恋に落ちると、堕ちた気がしてしまう。

そうはいってもそれでも惹かれあうのが愛なんです、ということなんでしょうが、わたしはそもそも愛を信じておらんのです。愛と世界だったら世界のほうが大切です。と、スーパーマンの感想とほぼ同じ言葉を持って締めくくらせていただきます。
photo
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評価

by G-Tools , 2011/08/26

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