アウェイク/麻酔なしで心臓移植手術?!

アウェイク(Awake)

アウェイクAwake/監督:ジョビー・ハロルド/2007年/アメリカ

ちょ、ちょっと待ってよ、まだ意識あるってば! ギャー! 痛い痛い痛い痛い!

全身麻酔を打ったのに、意識があるのです。体は動かないけれど、意識はあるのです。麻酔なしとあんまり変わらんので、タイトルは大げさに書いてみましたよ。

あらすじ:全身麻酔が効かず、身体は麻痺しているのに意識だけある状態、アネセシア・アウェアネス(術中覚醒)に陥る患者がいる。周囲の声も聞こえているし痛みもあるのに、まぶたひとつ動かすことが出来ないのだ。

大財閥の若き跡取り息子、クレイ・ベレズフォード(ヘイデン・クリステンセン)は、心臓疾患を抱え移植を待っていた。過保護で口うるさい母リリス(レナ・オリン)に悩まされつつ、こっそり付き合っている秘書サム(ジェシカ・アルバ)とふたりだけで結婚式を挙げる。幸運にもドナーの見つかったクレイは、すぐに手術台へ上ることになるのだが…。

アウェイク(Awake)これがぼくの執刀医、ジャック(テレンス・ハワード)。親友なんだ。いつも相談に乗ってくれるし、彼女とのことだって応援してくれてる。お母さんは、大統領の手術もしたとかいう名医にぼくの執刀を担当させたがってるけど、ぼくは絶対ジャックに任せるつもり。だって信頼しているからね。

医者は過去に医療過誤で4件の訴訟を起こされています。母親はそのことをずいぶん問題視していますが、医者は患者を助けるつもりだったと説明し、クレイはあんまり気にしていません。
アウェイク(Awake)ぼくの彼女。今は妻かな(笑)すごく気のきく優しい子で、秘書としての仕事もばっちりだし、セクシーだし、なによりぼくのことをとても愛してくれている。ぼくらがつきあっていることを周囲に言えなかったせいで、ずいぶんさみしい思いもさせたね。でも、もう大丈夫。ふたりきりでだけど結婚式も挙げたし、ドナーも見つかったし、きっとぼくたち、幸せな新婚生活を送れるよ。

じゃあ、手術、いってくるね。目が覚めても、ぼくの新しい心臓が、きみを愛しますように…。

アウェイク(Awake)…あれ? ちょっと待って? チョットマッテクダサイ! めっちゃ意識あるっつうの! 誰か気づいて! おい医者、お前の話マジつつぬけだから! メスじゃないよ! まって! あ、あ、ギャー! 痛い!

映像はただ手術しているだけなんですが、クレイの心の声がぎゃあぎゃあとわめきます。どう見ても寝てるけど、本人は大騒ぎなわけです。えらいこっちゃ。誰か気づいてあげて。
アウェイク(Awake)よ、よーし、落ち着け俺、サムの事を考えて痛みをまぎらわすんだ。さっき結婚した愛するお嫁ちゃん。海辺でほほえむサム、サムとの出会い、うん、いいかんじだ。

クレイさんは必死で意識をそらすんですが、油断すると嫌なこと思い出したりしてまた手術に戻っちゃうわけです。せめぎあいです。ちょうバッドトリップ感まんさいです。がんばれクレイ。まけるなクレイ。
アウェイク(Awake)あまりにも痛いので外に出ちゃいました。

映画が始まってわりと早くに手術になるので、あれ、これどうやって続けるのかな? と思ったんです。痛みをこらえて妄想したり、また手術に引き戻されたりの繰り返しじゃもたないし。冒頭でクレイが死んだこと言っちゃいますんで、先がないように思うんですが、まさかの展開が続いて、とてもおもしろかったです。
アウェイク(Awake)最初ね、こんな大金持ちのイケメン相手だったらそりゃジェシカ・アルバも結婚したがるよねえって思ってたんですが、こいつほんとに金目当てだったよ! 
そしてずっと嫌なかんじだったお母さんは、超推理とド根性でクレイを助けるのです。お母さんはいつも正しかったんだね。お母さんが連れてきた医者、マジ有能です。ありがとうおかあさん!

こんなことされたら、クレイはきっと一生結婚しないね。人間不信になってしまうかも。あと、もし麻酔ばっちり効いてたら、目覚めたときパニックだったろうねえ。誰もいないんだもの。
すっきりする良い映画でした。重いテーマもなく、医療の問題に踏み込むわけでもなく、爽快です。こういう軽さの映画は好きですね。ヘイデン・クリステンセンがおろおろおろおろするのがかわいそうでかわいくて笑っちゃいました。手術シーンはまあ、血は出ますけど手術ですし、ヘイデンはぎゃあぎゃあわめきますけど絵は寝てるだけなんで、実際ところあまり痛そうではありませんね。痛いの苦手な人でも大丈夫です、痛いのが好きな人には物足りないかも? でもスプラッタ映画じゃないんで…まあそこは…ねー。

この映画、第28回ゴールデンラズベリー賞で最低主演女優賞と最低スクリーンカップル賞にノミネートされてるんですよね。なんかわたしがおもしろいと思う映画のラジー賞ノミネート率高いわー。

photo
アウェイク Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)
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評価

by G-Tools , 2011/08/10

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全身麻酔で体は動かないが意識だけはハッキリしている、そんな状態で心臓手術が行われたら…。しかし主人公の青年は手術の痛み以上の衝撃を味わうことになる。主演は『スター・ウォーズ』シリーズのヘイデン・クリステンセンと『キラー・インサイド・ミー』のジェシカ・
  • LOVE Cinemas 調布
  • 2011/05/23 5:56 PM
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