ゲーマー/死刑囚で戦争ゲームやったらおもしろいよね?

ゲーマー(GAMER)

ゲーマーGAMER/監督:ネヴェルダイン、テイラー/2009年/アメリカ


サロゲート」で「13F」な「デス・レース2000」っていうか「監獄島」の「ブレードランナー」風、おっぱいと切株も入れてみました。


ほんとうの人間を殺し合いさせるゲーム、っていうのは小学生でも考えつくことだと思うんですけれども、そんな、ハッキリ言って低能なアイディアをこれだけ真面目に、いや、真面目でもないな、どうだろ、いや、作ってる方は真面目だと思います、真面目に取り組んでると思います、ちゃんとエンターテイメントにしているのはえらいと思います。

あらすじ:生身の人間を操作し殺し合いをさせるゲーム、「スレイヤー」。キャラクターは全員死刑囚で、30回勝ち残れば釈放される。ケーブルは、あと3回勝てば釈放になる人気キャラクター。彼を操るのは、17歳の天才高校生(ローガン・ラーマン)だった。

ゲーマー(GAMER)オープニングから流れるのが「SWEET DREAMS」(マリリン・マンソンの)で、「エンジェルウォーズ」と同じでした。内容もちょこっと似てるのでなんか笑っちゃいましたね。

さて、主人公です。ケーブルさん。ジェラルド・バトラー。殺人容疑で終身刑です。殺し合いをしています。常に殺し合っているわけではなく、戦闘ステージに連れていかれると、自分の意志では動けなくなるのです。
おすすめ
ポイント
設定の穴とかあんまり考えないであげて。
軽く見られていい映画です。パッケージは内容とぜんぜん違いますね。
ゲーマー(GAMER)こんなかんじで操作します。キネクトですね。
ゲームは世界中に実況配信されています。「デス・レース2000」とか「監獄島」といっしょですね。ゲームといえど戦っているのは生身の人間であるのに、頭が吹っ飛んだりするようすをきゃあきゃあ見ているとか未来人の倫理観どうなってるの。

で、わたしはこういう設定の映画がだいすきなのでした。倫理観? 映画だからいいの。
ゲーマー(GAMER)ノンプレイヤーキャラクターもいます。フリーク(ジョン・レグイザモ)はNPCです。この人たちは、プログラムされた同じ動きだけしかできません。えーっ、かわいそうじゃない、と思うのですが、この人たちの場合は戦闘を1回生き延びたら釈放なんです。

NPC役でロイド・カウフマンが、女囚人役でゾーイ・ベルが出演しています。
ゲーマー(GAMER)マッチョな悪役はテリー・クルーズ

エクスペンダブルズ」「燃えよ! ピンポン」「26世紀青年」「最凶女装計画 」など、わたしが好きな映画でアホの役をよくやっていて大好きです。なで肩マッチョに大げさな表情があっていて、すごくいいんだよねえ。「エクスペンダブルズ」に出演が決まったときには、出世したなあと思いましたよ。
ゲーマー(GAMER)セカンドライフみたいな人間ゲーム「ソサエティ」ではみんな性のことしか考えていなくて、他のキャラクターと出会ったらちょっと挨拶してすぐセックスになだれこむんですよね。出会い系だなあ。

このいかがわしい人は、なんとケーブルさんの奥さん(アンバー・ヴァレッタ)です。ご主人、お宅の奥さんったら半ケツで外を歩いてらしたわよ。
ゲーマー(GAMER)奥さんのプレイヤーはこちらの巨漢(ラムジー・ムーア)。太りすぎなためなのか、電動車椅子に乗っています。なんかテカテカしてる。せめて服を着てください。

アバターを使うようなゲームをやる人のイメージってこういうふうなんですよねえ。「サロゲート」も、アバターは美男美女だけど操っている人間はデブだったものね。あれは『ゲーム』ではないんですが…。
ゲーマー(GAMER)ケーブルさんは「スレイヤー」でも「ソサエティ」でも大暴れ。頭は吹っ飛ぶ手足はちぎれる。特に、びかびかな「ソサエティ」内での銃撃戦はなかなかよいです。
こんな場所で血が飛び散るのは似合わないと思ってのことなのか、蛍光色の液体を飛び散らせるんですよ。なんとかして画面をおもしろくしようと、変わったものを見せましょうというサービス精神をね、感じますね。

ただサービス精神と同時にもったいない精神もあったみたいで、どう考えてもいらないだろうというシーンを残しちゃってるところは、あります。
ゲーマー(GAMER)ブレードランナー」風、と最初に書きましたが、これがほんとうにもう…。「レポゼッション・メン」も「ブレードランナー」っぽいところがありましたが、せいぜい街並みがそれらしいというくらいだったんですね。「ゲーマー」はねえ、街並みだけでなく、おもいっきりプリスのコスプレしてたり、クライマックスの照明の加減だったり、ちょっとやりすぎなくらいそのまんまでした。「ブレードランナー」っぽいの好き! じゃなくって、「ブレードランナー」が好き! なんですねえ。
でね、たぶんこの「ブレラン好きぃいい!」っぷりが、この監督の限界じゃないかなあっと思うんです。プリスのコスプレをバーンって出しちゃう感じがね。オマージュとしてうまくやるんだったら、もっと控えめにするでしょう、エッセンスをちょっといただくとかさ。自分の味を加えられなくて、加えるつもりもなくて、まんま同じことを、しかもちょっと楽しそうにやっちゃう。

前半と後半で画面の色味がずいぶん違って、統一感がないようにも思えるんですが、戦争ゲームのキャラクターが他のゲームに入ってきたらどうなるか、誰でも一度は考えたことをやってみましたよ。戦闘シーンでのチャカチャカした編集とか、なぜか急にPVっぽいなんでもないシーンが入ったりするのはあんまり好きではないです。キャッスルさん(マイケル・C・ホール)が踊り出すのはほんと意味不明だし、やってみりゃあいいってもんじゃあないよねえ、とも思うのです。なんとなく観ててこっぱずかしくなってもきます。

ですが、なんとなく悪く言う気にもなれないですね。アイデア一発でやってみました、という勢いを感じます。あのー、厨二病の子とか、見てて、あいたたーってなるじゃないですか、けど怒る気になれないですよね、そんなかんじ。許してあげよ? 悪くないよ?

photo
GAMER-ゲーマー- [Blu-ray]
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2011-04-06
売り上げランキング : 29847
評価

by G-Tools , 2011/08/10

JUGEMテーマ:SF映画 一般
この記事のトラックバックURL

※記事の内容に関係のないトラックバックは削除する場合があります。
※トラックバックの反映には時間がかかる場合があります。
※リンクのないトラックバックは反映されません。

トラックバック
おじいちゃん映画
記事検索

現在1016件の記事があります。

最近の記事
週間人気記事ランキング
ブログパーツ
プロフィール
ナイトウミノワ

ナイトウミノワ

twitter flickr facebook instagram

映画と球体関節人形が好き。SF映画とコメディ映画、アクション映画、おじいちゃん俳優好き。

カテゴリ
RSS
ブログの内容を気に入って頂けましたら、RSSリーダーの登録をよろしくお願いします。
RSS
おすすめ映画
月別アーカイブ
リンク
その他
無料ブログ作成サービス JUGEM