E.T./子どものせいでE.T.が死んじゃう…

E.T.

E.T.E.T. THE EXTRA-TERRESTRIAL/1982年/アメリカ/スティーヴン・スピルバーグ

お母さん助けて、子どものせいでE.T.が死んじゃう!

見た気がしていてあんがい観ていなかった「E.T.」です。見た気がしていたんだけどなあ…。
最後の方の、E.T.が死んじゃうかも! とか、もうお別れだね、とか、そういうシーンよりも、わたしには前半がつらかったです。

自分が子供の頃、ハムスターや子うさぎをうまく育てられなくて、おもちゃとの区別がついていなくて、書きたくない、思い出したくないようなことをしてしまいました。
あとになってから、ああ、かわいそうなことをしてしまったと反省したけれど、当時ペットが死んだときには、まったく何も思わなかったか、思っていても感情を表にはださなかったように覚えています。我慢していたわけではなくて、激しい感情が沸き上がってこなかったんですよね。
だから、子供たちが、E.T.を隠して家においているようす、ほったらかして学校に行ったり、クローゼットにおしこんだり、人形みたいに着替えさせメイクしているようすを見て、このままではE.T.が死んじゃうって思ったのです。

もし子供たちのずさんな管理のせいでE.T.が死んでも、この子たちはまだそれがどういうことだかわからないかもしれない。実際には映画の中の子供たちは、死がどういうものだかわかっており、E.T.死なないでと叫ぶわけですが…。

これまた自分の子供の頃と照らし合わせ、わたしはこの子たちの年の頃に生き物の死についてはっきり認識していただろうか、していなかったのではないか。E.T.が死にそうなときの子供たちの激しい反応を見たときに、わたしはこれができなかった、わたしはペットの死を無表情のままで通り過ぎた、と、取り返しの付かない子供時代の過ちを苦々しく思いだしてしまったわけです。

E.T.
せめてブログには、E.T.がものを食べているようすを載せておきましょう。こう見るとあんがいいろいろ飲み食いしているので、ちょっとほっとします。上は…お酒だけど…。

子供たちにとってE.T.は友達であってペットじゃないよ! と思われるかもしれませんけれど、子供にとってどころか大人にとっても、ペットは友達や家族になりうるので、つまりその、わかってください。わかってくれますよね。

ところで、E.T.が、初対面の一瞬と死にかけるところ以外ほぼぜんぶ逆光で撮られていて、順光で撮りたくなりそうなもんなのにこれすごいなとおもいました。スピルバーグは逆光好きだそうですけど他の映画ではあんまりはっきり気にならなかった(わたしがちゃんと見ていないだけかもしれないが)んですよね。

photo
E.T.コレクターズ・エディション(初回限定生産) [Blu-ray]
ジェネオン・ユニバーサル 2012-11-02
評価

by G-Tools , 2013/09/06

JUGEMテーマ:SF映画 一般
この記事のトラックバックURL

※記事の内容に関係のないトラックバックは削除する場合があります。
※トラックバックの反映には時間がかかる場合があります。
※リンクのないトラックバックは反映されません。

トラックバック
2/20から実施しておりましたスピルバーグに関するアンケート、のべ189人の方にご協力いただきとても嬉しいです。コメントも、みなさまたくさん書いてくださってとっても楽しかったです。本当にありがとうございました! というわけで、結果発表をいたしますね。
  • 映画感想 * FRAGILE
  • 2012/03/05 12:18 AM
おじいちゃん映画
記事検索

現在963件の記事があります。

最近の記事
週間人気記事ランキング
ブログパーツ
プロフィール
ナイトウミノワ

ナイトウミノワ

twitter flickr facebook google+ instagram

映画と球体関節人形が好き。SF映画とコメディ映画、アクション映画、おじいちゃん俳優好き。

カテゴリ
RSS
ブログの内容を気に入って頂けましたら、RSSリーダーの登録をよろしくお願いします。
RSS
おすすめ映画
月別アーカイブ
リンク
その他
無料ブログ作成サービス JUGEM