サイレント・ランニング(SILENT RUNNING)/環境のためならなんでもします

silent running

サイレント・ランニングSILENT RUNNING/1972年/アメリカ/ダグラス・トランブル


森のためなら人も殺すぜ、グリーン・ピース!
と書くともう身も蓋もないんですが、主人公はそういう人なので仕方ないのです。

地球上の植物が絶滅し、地球再緑化計画が進められていた。宇宙船のドームで植物をせっせと大切に育てている主人公は、他の仲間3人とは折り合いが悪い。なぜなら、主人公以外は「常に24度に保たれていて病気も犯罪も失業もない地球に早く帰りたい、植物とかまじどうでもいいし」と思っているからだ。

そんな折、地球から命令が下る。
植物はもう要らないってことになったんで、ドームを宇宙船から切り離して爆破し、地球へ戻っておいでなさい、理由はわかりませんけど」わからないなら仕方ないのです。これちょっと怖くて、理由は本当に最後までわからないんですね。

さて、せっせと育てた植物を爆破するなんてとんでもない、と焦る主人公は、仲間3人を殺し、帰還命令も無視して土星の方へ旅立つ。ノープランで。

silent running
ひとりぼっちになった主人公は、宇宙船で使用していたロボットと一緒に植物の世話をしはじめる。このロボットたちがもうほんっとうにかわいらしい。よちよち歩くよ! けなげに主人公の命令に従うよ。よちよちだよ。

土星に近づくと、ドームの中の植物たちが次々と枯れ始める。主人公はいろいろ調べて「わ、わかんない…」と困り果てる。んだが、実は宇宙船が土星の反対側に入ったため太陽光が届かず光合成ができていなかったのだ! 理科の基礎ですよ、しっかり!

光合成の大切さに気づいた主人公は、ドームの中にライトを設置する。その後、主人公を見放したはずの地球側が、彼を助けるために宇宙船で近づいてきていることを知らされる。

森のためなら人も殺すぜ、グリーン・ピース!
ネタバレとしてもう一度同じこと書きますが、主人公は本当にそういう人なので仕方ないのです。

ラスト、おもちゃみたいなじょうろで植物に水をやるロボットが、かわいらしくも切ない。いつかどこかにたどり着くかもしれないし、ロボットが壊れるかもしれない。どうなるかわからないんです。それがいいんです。

photo
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by G-Tools , 2011/08/13

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「SF映画ベストテン - 男の魂に火をつけろ!」ワッシュさんのベストテン企画に参加しますよ。 去年はホラー映画ベストテンで、ホラーあんまり見ていないし、なにかとバタバタしてたので不参加でした。 SF映画はね! 大好きなので、はりきっていってみましょー。
  • 映画感想 * FRAGILE
  • 2013/11/11 12:02 PM
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